キャンプに行ったらまず散策。知らない場所をそぞろ歩くのは楽しいものです。そしてもしキャンプ場で芝生や広場を見つけたならば、皆さん何をして遊びますか。そんなときに僕は、断然、フリスビーをお薦めします!
フリスビーの思い出
僕の記憶が確かなら、フリスビーは1970年代の終わりから80年代にかけて日本で大ヒットした。最初は、西海岸推しのPOPEYEあたりが火を付けたんじゃなかったかな。
1970年代の日本は「とにかくカリフォルニアから来たものはなんでも格好いい」という時代で、フリスビーよりも少し前になるけれども、自転車だとヤンクル(実際はSUZUKI製w)が今で言うBMX的に来たり、コカ・コーラのヨーヨーなんかもブームが来てた。
そんな中、フリスビーは運動にもなるし大学生辺りが遊んでも様になるということで、一過性のブームで終わらずに、誰でも手軽に楽しめるスポーツとして定着してきた感がある。
フリスビーってどうやって遊ぶの?
プラスチックのお皿(ディスク)を回転させるように横投げで投げて、基本的には相手の胸元に届くようにします。キャッチボールのように2人でやっても良いですし、みんなで輪になって順繰りにディスクを回していってもいい。
まあ、論よりRUNで動画を見てみて下さい。
動画の中で「ジョン跳べ!」とか言ってますが、これは人と犬がフリスビーで遊ぶ競技がありましてそれを模しております(笑)
ちなみにこの動画は、広場についてフリスビーを始めたばかりのものですが、1時間もやるとこれがみんな上手になっていくんですねー。
ちゃんと相手の胸元に届くようになったり、片手でキャッチしたり。その上達がとても楽しいんです。
フリスビーとキャッチボールの比較
あなたが永遠の野球少年であればきっとキャッチボールを薦めてくるでしょう。キャンプ場によってはボールとグローブを貸し出してくれるところもありますから、それも良いと思います。
それでもこのシチュエーションにおいては、僕は断然、フリスビーをお薦めします。なぜでしょうか。
その疑問に答えるために、フリスビーとキャッチボールを比較してみます。
キャッチボール | フリスビー | |
楽しさ | ◎ 楽しい | ◎ 楽しい |
道具 | △ ボールとグローブ | ◎ ディスクだけ |
参加人数 | △ グローブの数に限定 | ◎ 2人から8人くらい |
参加者 | △ 経験者が主 | ◎ 老若男女問わず |
投げ方 | △ 縦投げ(肩痛くなる) | ◎ 横投げ(肩痛くない) |
上達 | △ 上達はしない | ◎ 割とすぐに上達する |
どうでしょう、子どもから大人まで一緒に楽しめて、だんだん上手くなっていくのを実感できる軽度のスポーツ。
ほーらね、キャンプに行って芝生の上で遊ぶなら、やっぱりフリスビーが最高でしょ!
検索してびっくりしたんだけど、フリスビーで検索するよりフライングディスクのほうが商品としてヒットしやすいみたい。さらにスポーツディスクという言葉まで。
うむむ、こんなところで時代を感じてしまうとは…