オニヤンマ型のキーホルダー!!ヤンマスティックは本当に効果があるのか?検証する

オニヤンマ型のキーホルダー!!ヤンマスティックは本当に効果があるのか?検証する
オニヤンマ型防虫グッズを身に着けてから良いことばかりが続くと語るAさん
オニヤンマ型防虫グッズを身に着けてから良いことばかりが続くと語るAさん

皆さんは、昨年から渓流釣り愛好家の間で流行しているオニヤンマ型の防虫グッズをご存じでしょうか。山歩きの際に邪魔な虫(ハチ、アブ、ブヨ、蚊、ハエ、カメムシなど)が、これをぶら下げているだけで寄ってこないという、恐ろしく便利なグッズです。
これがもう大人気で、今は欠品に次ぐ欠品状態。手に入れられたら本当にラッキーなんです。

オニヤンマ型防虫グッズ3選

最初に代表的なオニヤンマ型防虫グッズ3製品をご紹介しましょう。

おにやんま君

まずはオニヤンマ型防虫グッズの元祖とも言える、サンラインさんのおにやんま君をご紹介しましょう。防虫剤も使わないのに服に着けているだけで虫よけの効果ありと、防虫業界に火をつけたのがこの商品です。

虫がオニヤンマの形を認識するのか?とか本当に忌避行動をとるのか?とか、そんなことは考えちゃあいけません。これだけリアルならそういうこともあり得ると信じるんです。信じる人には虫は寄ってきません。

おにやんま君は、未だに地方の釣具店では入荷未定、ネットでも品薄状態継続中。小売希望価格1,200円が倍以上の高値で取引されているという大大人気商品です。

ちなみに一番にお薦めをしておきながら僕はまだ本物を見たことがありません。すんません。

ヤンマスティック

先発のおにやんま君はリアルで繊細でそこが良いところではあるのですが、もうちょっとタフにお洒落に使いたいという方に、ウォーターサイドピーターパンの害虫退散ヤンマスティック(YANMA STICK)。
こちらはラバー製のキーホルダーになります。

お値段も税込660円と押さえめで、色と形がそれなりでタフに使えるほうが良いだろ!なっ!というわりきりが気持ち良いですね。

コヤンマ

おいおい、色と形がそれなりで良いならパラコードでどうだい!ってのが、ニューカレントワークスさんのコヤンマという商品。ワィルドだろぉ。

オニヤンマ風にパラコードが編み込んであるんですが、くーっ!これ格好いいっすよねえ。山歩きならパラコードだよなあ。これ欲しいんだけどずっと売り切れなんだよなあ。お値段も1,650円(税込)と少しお高めだし、待ちきれないから自分で編んでみるかなあ。

オニヤンマ型のラバーキーホルダー!!ヤンマスティックを買ってきたよ

さて、ネットでも売切れ続出の上記3商品ですが、店頭だとたまたま入荷したてということが稀にあります。今日はお昼から雨らしいので、稀狙いで朝も早くから釣具屋さんを回ってきました。

立石「あのー、オニヤンマの玩具ないっすか。」
キャスト「売切れですねえ。入荷もわかりません。」
アンフィ「んー。これだったらあるよ。」

ドーン!

ヤンマスティックがあったー!
ヤンマスティックがあったー!

2軒目で早くも見つけちゃいました。ヤンマスティック、税込660円。山口市限定の話だけど、アンフィのレジの真ん前にまだ20個くらいあったよ。早い者勝ちだね。

7月4日追記 発売元である株式会社イキモノの社長さんのTwitter情報によれば、ヤンマスティックは6月10日に再出荷されたそうです。売り切れ必至の商品ですから正に今が買い時です!

早速ヤンマスティックを取り出してみる
ヤンマスティックを取り出してみる

ヤンマスティックを箱から取り出してみると表に描かれた商品イメージそのままのものが出てきました。ゴムがプニプニしてて気持ちいい。雨やショックにも強そうです。

ヤンマスティックの裏側のデザイン
ヤンマスティックの裏側のデザイン

裏側のデザインってあんまり公開されてないと思うんだけど、WATERSIDE PETERPANってのはブランドですかね。もしくは株式会社イキモノの社長さんの二つ名かも。

ヤンマスティックをリュックに提げてみる
ヤンマスティックをリュックに提げてみる

リュックに提げてみると黄色の縞と緑の目が映えるじゃない。これでもうハチ、アブ、ブヨ、蚊、ハエ、カメムシとはおさらばじゃ。信じる者は救われる、はず。

ヤンマスティックは本当に効果があるのか検証する

ヤンマスティックは本当に効果があるのか、さっそく山に行ってきました。お昼から雨予報なので近くの小山、象頭山(ぞうずざん)を歩いてみます。

ヤンマスティックを前に
ヤンマスティックを前に

ハチ、アブ、ブヨ、蚊、ハエ、カメムシが本当に現れなくなるのかを目視確認するために、ヤンマスティックを体の前側に着けなおしました。

象頭山入山
象頭山入山

中央高校近くのセブンと豆子郎の間から象頭山に入っていきます。程よく湿って枯葉も多い、蚊がブンブン出そうな道です。この山、市街地近くの本当に小山で写真も撮らずに歩くと15分くらいで終わります。

狸が逃げていく
狸が逃げていく

ズームしてるうちにシャッターチャンスを逃しましたが、歩道を狸が3匹横切っていました。こちらに気が付くと慌てて逃げたので、きっとヤンマスティックに恐れを生したに違いありません。
ヤンマスティック、狸に効果ありです。

気晴らしの丘に到着
気晴らしの丘に到着

ほぼ山頂といえる気晴らしの丘に到着しました。象頭山は小山なので入山からここまで約5分ですが、この間、まったく虫には悩まされませんでした。
ヤンマスティック、虫に効果ありです。

尾根を行く
尾根を行く

別の登山口に下っていくため気晴らしの丘から左にとり尾根を歩きます。こんなに気持ちのいい尾根があるとは知らなかったなあ。

ところでここはそもそも虫の少ない山なのかもしれません。氷室岳あたりだと虫がブンブン飛んでるんで本当のテストになるのになあなんて思ったりして(笑)

九十九折りを降りる
九十九折りを降りる

尾根から九十九折りを降りていきます。マイナーな小山のしかも午前中ということもあって、左右の木から蜘蛛の巣が伸びていました。気を抜くと顔に巣がかかってきます。
ヤンマスティック、蜘蛛の巣には効果なしです。

鰐石橋に出る
鰐石橋に出る

厳島神社に降りて鰐石橋に出てきました。

ここで正面から足長バチが飛んできて、僕の左半袖に着地。刺しそうな雰囲気もなかったのですが、おいおいと、右手でデコパッチンしてハチを服から弾き飛ばしました。

その直後!

あー!検証中にこんなラッキーってある!? なんで俺、写真撮らなかったんだ!orz… と猛反省。もう一回、ハチ来てくれないかなあと本末転倒なお願いをしましたがそんなラッキーが2回も続くわけがありません。残念。

しかーし、よく考えてみればハチがとまったのは左袖です。ヤンマスティックは右に着けていたので、きっとヤンマスティックを避けて左にとまったのでしょう。
つまりヤンマスティック、ハチに効果ありです。

ヤンマスティックの箱 正面
ヤンマスティックの箱 正面
ヤンマスティックの箱 側面1
ヤンマスティックの箱 側面1
ヤンマスティックの箱 側面2
ヤンマスティックの箱 側面2
ヤンマスティックの箱 裏面
ヤンマスティックの箱 裏面

箱の裏にも「必ず害虫を寄せ付けない商品でありません」と注意書きがあるし、おまじない程度のジョークグッズだと捉えておいた方が良いかも。

でも今日は刺されなかったし、自分の買ったものを否定したくないし、オシャレだし、話のネタにもなるし。だから、ヤンマスティックは効果ありです(笑)

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参考資料 本物のオニヤンマ

山を歩いてるときにオニヤンマの写真がうまく撮れたので、参考として貼っておきます。

オニヤンマ 2021年9月11日撮影
オニヤンマ 2021年9月11日撮影

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