加西アルプスの馬の背が楽し過ぎる!

加西アルプスの馬の背が楽し過ぎる!

僕は2週続けて同じ山に入ることはあまりない。あまりないんだけど、先週の加西アルプスの印象があまりにも良かったので今週も加西アルプスに行ってきた。

先週歩けなかった道をいくつか歩いてきたのでそれを記事にしようと思うんだけど、最高に良かったのが実は善防山でも笠松山でもなく対岸の馬の背。ここは馬ノ瀬コースというらしい。

まずはビデオを見てみてちょーだい。

加西アルプス馬ノ瀬コース

馬ノ瀬コースの入口は古法華池の端っこ。ヤマレコ等で地図を見れば入口はすぐに分かるはずだよ。

馬ノ瀬コース入口
馬ノ瀬コース入口

入口から進める道は右左に2つあるけど「馬ノ瀬コース」と書かれた可愛い看板があるので左を選択。
これ入ってすぐに散歩道と登山道に分かれるけど、当然ほ僕らは登山道を選択するよね。

最初の山頂まで
最初の山頂まで

最初の山頂までは写真のように左右から木の張り出した細い道が続く。近くの善防山が251m、笠松山が243mで、最初の山頂はそれよりも低い。距離もたいしたことはない。

最初の山頂目前
最初の山頂目前

最初の山頂目前で山を下ってきたおじ様方に遭遇。しばらく立ち止まってお話しし、どこから入った?吊り橋は渡った渡ったか?加西アルプスはコンパクトにまとまってええ処やろ?など加西アルプスのレクチャーを頂く。
播磨のおじ様方は話し上手で面白い。なんかおっさんら気持ちえー人たちで自分は恵まれてると思ったりする。

対岸の景色を見渡して先週下った笠松山から東屋あたりの道の話なども伺った。

先週下った東屋からの道
先週下った東屋からの道

立石:僕、先週あれを下ったんすよ
おじ:あーあの向こうにも降りれる道があるんや
立石 :そうなんすか
おじ:沢があってなあ。あっちも気持ちええよー。
立石 :それは逃しましたねー

実はその道は僕自身もマップでは理解してて、先週東屋から見逃した道だ。
でもリアルでおっちゃんに話を聞くと嬉しいなあ。
沢があるとか想像もしてなかったし。
これはまた行かなきゃだなと思ったりした。

最初の山頂に向けて
最初の山頂に向けて

最初の山頂に向けて話をしてるときに

おじ1:あの山越えると馬の背があるよ
おじ2:まー日本全国どこでも馬の背言うけどなーw

と教えてもらって「ネタバレかよー」と思ったのもあるけど、でも現物を目にするとやっぱ気持ちは上がるんだよね。

さあ、山を越えた先の馬の背がこれっす。
最初にビデオを付けたけど写真も残しとくね。

加西アルプス馬の瀬コースの馬の背
加西アルプス馬の瀬コースの馬の背

これが加西アルプス馬ノ瀬コースの馬の背です。

馬の背ってのは山口じゃあ見ないかなあ。馬の背ってのはまあざっくり稜線なんだけども、岩尾根で左右に木もなく、道が切り立ってるんで落ちたら人生終了みたいなやつのことと思えば舞違いないと思う。

ま、でもね。加西アルプス馬の瀬コースの馬の背は道幅も広く落ちちゃう感じはありません。

これがね、200mちょいくらいの山で楽しめちゃうのが播磨の良いところだなあと思いました。
少なくとも山口県では経験がなかったから、ココめっちゃ楽しかった!

馬の背を越えて次の山かな?
馬の背を越えて次の山かな?

今日のメインが終了して馬の背を越えてもう2つ3つ山があるのかなと思ったんだけど、手前の小山で「吊り橋・古法華石仏/笠松山」の分岐に合流するようです。
先日歩いた善防山からだと「周回ルート/大柳ダム」と書いてあるところね。

周回ルート/大柳ダム
周回ルート/大柳ダム

善防山からだと吊り橋を見に行くから普通こっちのルートは周らないなあ。

僕が思う加西アルプスのベストルートは、善防山本丸登山口ー善防山ー笠松山に向かって橋を渡って大岩を右ーぐるっと回って笠松山ー大柳ダム方向下山からの裏山?(ここは通ってないのでしらんけど)ー馬の瀬コースですかね。

下山

馬の瀬コースからの下山にはこれまた歩いたことのない「下山道」を使ってみました。
名前がまんまなんやね。

下山道
下山道

下山道という名の下山道、ここは足元が砂利で滑ります。誰も歩いてなかったのか蜘蛛の巣もいっぱい。手ごろな魔法の杖を現地調達して蜘蛛の巣を追っ払いました。

善防中学校が見える
善防中学校が見える

下山中に正面に善防中学のグラウンド。野球少年たちの声が響いてました。

道の途中にこんな広場があったりして「下山道」も決して悪いルートじゃないと思うんですけどね、加西アルプスは他にも奇麗な道がいっぱいあるから。多分その中では「下山道」は若干不人気ルートなのかも。

降りてきたところ
降りてきたところ

「下山道」ルートで降りてきたところがここでね、最後の20mは熊笹の朝露にも濡れたし、多分ここから登る人はいないだろうし解説不要と判断します。

今日のルート

で、今日のルート。めっちゃ気に入った加西アルプスなんだけどさ、誰にも使われないようなルートを作ってしまいました。サーセン

今日のルート
今日のルート

右を向いた蛇みたいな形ができました。

Sがお馴染みの善防公民館さん。記事にした加西アルプス馬ノ瀬コースは古法華池の端っこから蛇のお腹を登っていくコースで馬の背は最初の山を越えたところにあります。

記事の下山は蛇の頭側。ま、これは誰も気にしないだろうから解説なしでいいでしょう。

以下、今日のコース取りを簡単に載せておきます。

いつもありがとう善防公民館さん
いつもありがとう善防公民館さん

駐車は善防公民館。いつもありがとう善防公民館さん。

大手門登山口
大手門登山口

駐車場から出ると目の前が善防山の大手門登山口。
どこに出るのか気になるので今日は大手門から入ってみました。

大手門コース
大手門コース

大手門コースは登山口から2分で景色が開けていい感じのコース。なんだけどその先はずっと林が続きます。ん-ハイキングにはもってこいかな。んでね、なんだか見覚えのある景色だなあと思ったら先週間違えて善防山から下った道でしたwww

善防山山頂
善防山山頂

大手門登山口から20分くらいで善防山山頂に到着。林間コースなので散歩気分で上がれます。

ま、それもいいんだけど加西アルプスの前半を楽しむなら岩登りを楽しめる善防山本丸コースを僕はチョイスします。先週の記事の引用になりますが本丸コースについて書いてますのでよかったら見てみてください。

善防山から次に向かうよ。

善防山山頂から笠松山
善防山山頂から笠松山

善防山山頂からの写真。正面の尖がり山、山頂に展望台が見えるのが笠松山です。その左に緑の屋根の東屋が見える。あ、見えますかね。僕的には先週歩いたのでよく分かるんですけど。

吊り橋
吊り橋

善防山山頂から笠松山方向に進んで吊り橋にやってきました。今度こそ磨崖仏を見てやる!と思ったのですが…

うまく撮れてない1
うまく撮れてない1
うまく撮れてない2
うまく撮れてない2

いや、どれが磨崖仏なん?全然わからんわ。それやったら達磨太子でええんちゃうん?
看板だけじゃなくて岩盤に「➡」みたいなん付けて欲しいわー。

大岩を左へ
大岩を左へ

などと微妙に不満を抱えつつ橋を渡った後に大岩登り。

今日は大岩を左に行ってみました。なんかさー写真で見ても東屋も見えるしあれ素敵やーん!
てのは勘違いで、あの東屋は古法華寺のなにかなんかなんよね。

なので初めて来た人は橋渡って大岩越えたら右な!これを覚えておきましょう。

なぜならよ

やべーこれ!
やべーこれ!

やべーこれ!大岩から右行ったらめっちゃ下ってる。

大岩を左に行くとすぐに下の歩道に着いちゃうんです!!!

達磨太子登リ口
達磨太子登リ口

はいはいここね(*´Д`) 先週、古法華寺さんに参ったときに、近くに達磨太子への登リ口がありましたわ。あれがこれってことね(大岩を左に行くとここに降りちゃうってこと)

まあでもあれよ。逆に言えば善防山を経由しなくても古法華寺さんから坂を上がれば大岩に出られるってことよね。登りは10分くらいかなあ。加西アルプスの後半に簡単にこうやってアクセスできるってのは素敵なことだと思う。
さすが自然公園やん。

古法華自然公園キャンプ場
古法華自然公園キャンプ場

さて、間違って達磨太子の登口に降りてから馬ノ瀬コースの入口を探しに行くわけですが、馬ノ瀬コースの入口は古法華池の端っこなのでめっちゃ分かりやすいです。

でもね、馬ノ瀬コースの入口付近で超おしっこがしたくなったんすよ。

で、古法華自然公園キャンプ場まで行ったってわけです(これが今日のルートの蛇のしっぽにあたります)。古法華自然公園キャンプ場までが意外に遠くてね、古法華寺の駐車場に大きなトイレがあるのであそこで借りればよかったなんて思っちゃいました。

男はいざとなりゃあチョメチョメできるけど、女子は気軽にチョメチョメできないからね。そういう意味ではこの公園化された施設は素敵だなあって思ったよ。

ちなみに古法華自然公園キャンプ場は無料で市に申請するだけで使えると会社の若い子から聞いたし、
やるやん加西市。

古法華自然公園、加西アルプスと加西市は色々素敵。
また遊びに行こう。

       アウトドアブログ前後記事