付き合いで大阪へ。学生の頃に一週間ほど大阪にいたんだけど大人になってからは初めての新世界。
ここは異世界やね。
大阪環状を新今宮で降りてアーケードを抜け、一番ありがちな新世界から通天閣を眺める写真からスタートしてみる。
こりゃ新世界っていうか異世界やね。ギラギラ大阪はともかくとして、いまだに射的とか昭和のアミューズメントが串カツてっちりたこ焼きどて焼きお好み焼きホテルに大衆演劇、普通の居酒屋の間に幅利かせてるのがすごい。
ちょっとジブリ臭もする。
実は多くの人がイメージする”新世界”は通りが限られてて、その通りから一本脇道に入れば昔の飲み屋街だったりする。有名なお店の本店もだいたい脇道にある。
さらに写真は、通天閣のむこうの新世界市場。ギラギラから通天閣のむこうに少し外れるだけでこんな昭和の香りかほる商店街・アーケード街が軒を連ねてる。
僕はどっちも大阪な感じで好きだ。
アーケードからギラギラな世界に戻って、新世界と言えばやっぱり串カツやね。
歩き回る前に予約を入れておいた、お目当ての店には(ギリ)入れた。
ここは一番安いカツが60円から。生を3杯頼めば3杯目は無料というよく分からないシステムで、飲んで食って〆て3,500円だった。食い倒れの街大阪は安いだけじゃなく美味くないと店が続かないそうで、下町のマジか!?って金額には驚く。
お!そうだ!もう一個驚き。
コロナ以降、金属のイレモンに店自慢のソースがタップタプってのはなくなったらしくてね「お客さん、2度付け禁止ですよ!」ってー文化はコロナの流行から消えてしまったらしい。
見ての通りつまらん串カツソースをチュッチューとかけるだけ。
俺は怒られに行ったんだけどな。
腹いっぱい串カツを注文して、適当にサイドメニューもつまんで、生ビールの途中から焼酎に変えて、結果3,500円ってあり得んだろーと思いながら店を出ると、異世界のお好み焼き。
ええね。さすが異世界のオオサカジン。店のディスプレイに気合が入っとるわ。
飲んだのはこの店じゃないけど気に入った。
こんなもんビリケンさんも大満足やで。
※ ビリケンさんって通天閣の専売特許かと思ったら新世界には死ぬほどビリケンさんおるで。とりあえず撫でとけ。