二日前にamazonで注文したきのこ栽培キット「もりのしいたけ農園」が思いのほか早く届きました。
今回の記事では箱の開封からきのこの育て方の確認、栽培開始までの様子、しいたけの効用などをお届けします。収穫は1週間~10日後です。楽しみだなあ。
もりのしいたけ農園/栽培容器付きの内包物
ネットで調べ物をしているときにきのこの栽培キットを見つけまして、育て方は簡単そうだし、たくさん収穫できそうだし、美味しそうだしということで早速注文してみました。
木曜の夜にamazonで注文し、到着予定は日曜になっていたのですが、なんと土曜の朝には手元に届きました。送り主は群馬県の森のきのこ倶楽部(森産業株式会社 沼田事業所)さん。
配送用の外箱に「お手元に届きましたらすぐに栽培を始めて下さい」と太文字のシールが貼ってあります。
ベストな菌床を迅速にお届け!いいもの作れよ!というきのこ倶楽部さんの意気込みを感じます。
配送用の箱を開けてみましょう。
配送用の箱にきっちり収まっていた「もりのしいたけ農園/栽培ケース付」の箱です。この中に全てのセットが入っています。
箱は正方形。大きさの比較のためにスマホを置きましたが、一辺の長さはiPhoneの約2倍。高さも2倍くらいだったかな。
箱を開けてみましょう。
なるほど、栽培ケースがきっちり収まるよう外箱が正方形だったってわけね。
それぞれの梱包方法ですが、栽培ケースの片方がひっくり返されて、凹みの中にビニールで包まれた栽培ブロック(菌床)が納められていました。配送中に栽培ブロックが転がらないようエア緩衝材も充てられていました。
取り出してみます。
無駄に外箱を大きく撮ってしまいましたが、内包物は左上から、栽培ケース上、栽培ケース下、栽培マニュアル、栽培ブロック(菌床)です。
うむ。分かりやすくて合理的。キットっていうのはこうじゃなきゃな。
しいたけの育て方というソフト面はマニュアルが必要ですが、ハードの組み立てはこれ以外にやりようがありません。
まずは完成イメージを作って家の中で置ける場所を探しました。で、やっぱり最初から目を付けておいたキッチンの一角に決定。
よし!次はマニュアルだ。
もりのしいたけ農園 栽培マニュアル
マニュアルの表面はシリーズ製品のパンフレットですね。右の写真が1週間後のワクワク感を誘います。左はもりのきのこ農園シリーズ7種の紹介で、しいたけがうまくいったら次はえりんぎも試してみたいなあなんて思いました。
良い演出です。
表面2は本製品の概要といったところ。左は同じくワクワク感を盛り上げる写真、右半分にはセット内容、室温について等の説明があります。
気になるのは栽培の推奨温度帯です。推奨温度帯は18度~25度、他のきのこを見ても時期的には10月~3月がベストなのでしょう。
あちゃー。
来週の天気予報を見ると最高気温30度なんて日がまだ続くんですよねえ。ここんとこ肌寒くなってきたのでそろそろ良いかと思ったのですがちょっと早かったかなあ。
なぜ僕はしいたけを栽培しようと思ったのか
なぜ僕はしいたけを栽培しようと思ったのか?
少し遠いところから話が始まりますが、僕は中性脂肪が高くてですね。木曜日に、中性脂肪を抑える効果のあるエリタデニンを検索してたんですよ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/エリタデニン
wikiを見てもらえると分かりますが、エリタデニンには中性脂肪の吸収を抑えさらに脂質を体外へ排出してくれる効果があります。
同様の効果は青魚のEPAやDHAでも得られますが、エリタデニンのwikiを読み進めるとさらに抗ウイルス薬の可能性にも言及されているんです。
これ凄くないですか?
そして、その凄いエリタデニンは、シイタケに特異的に多く存在するそうです。
これだけでも十分「推しシイタケ」になっちゃうんですが、シイタケには更に3つの成分・効能があるんです。
- ビタミンDが豊富…ビタミンDと日光で免疫力UP
- 食物繊維が豊富…うんこモリモリで健康生活
- 葉酸が豊富…細胞をもりもり生産もりもり再生
想像してください
そんな効能たっぷりのしいたけが、自宅で、簡単に、もりもり栽培できるとしたらどうですか。
しかも、水を与えるだけで日に日に大きく育っていくとしたらどうですか。
そんなシイタケ栽培キット!
今なら栽培容器も付いて2,180円!2,180円!
さあ、奥さん。ご家族の健康のためにもシイタケ栽培キット 【もりのしいたけ農園栽培容器付】!
すみません。ついジャパネットタカタのノリになってしまいました。
もりのしいたけ農園 栽培方法
しいたけの育て方はマニュアルの裏面にしっかり書かれていました。
もりのしいたけ農園栽培マニュアルの裏面には栽培方法が書かれています。写真も豊富に簡潔に書かれていますのでとても分かりやすいです。
手順としては以下。01~03が初日の作業です。
01.栽培ブロックを袋から取り出す
02.水で洗う
03.栽培開始
04.水やり
05.発芽
06.収穫
07.休養
08.浸水
09.2回目の発生
10.3回目に挑戦
04の水やりですが、霧吹きはセットに付属していませんのでホームセンターに買いに行きましょう。
07~09が2回目の収穫へのチャレンジ。そして2回目の収穫が終わったら07に戻って3回目にチャレンジ。これがあるからキノコ栽培キットで検索すると無限なんてキーワードが出てくるんですね。独自の栄養素とか与えたら面白そうですもんね。
よし、取り合えずキノコの育て方のソフト面も分かりました。早速、初日の作業に入りましょう。
もりのしいたけ農園 初日作業
基本的に書いてある通りに進めます。
森のきのこ倶楽部さんがすぐに栽培始めてねとシールを貼っていましたが、なるほどキノコの芽が少し出てるようにも見えますね。
しかし、これ全部育ったらどうなるんでしょう。芽が密集してるところは間引くと大きくなるよとはマニュアルに書いてありましたが勿体ない気もするなあ。
片手で写真を撮りながらなのでこんな絵面ですが、実際は優しく洗いました。表面をこすらないのがポイントだそうです。
2度目の栽培のQ&Aに「軽く叩いてあげる」旨が書かれていたので菌の目覚めのショックが必要なのかなと、愛情込めてポンポンもしておきました。これに意味があるのかは不明です。
我が家の栽培地として選んだのはキッチン横のスペースです。
ここ、直射日光は当たりませんが比較的間接光が強いところ。この選択が正しいのかは分かりませんけれどもあまりに日陰だと腐っちゃいそうな気がするんですよね。まあものは試しとやってみます。
水に煌めく栽培ブロックを眺めているときに、上蓋の頂点に空気穴が開いていることに気が付きました。鼻を近づけて嗅いでみましたが、特になんの匂いもしないのでキッチンで栽培しても問題ないと思います。
それで、なんかねえキッチンに行くたびに大きくなったかな?と覗き込んでしまうんですよ。
そんなにすぐに変化があるはずもないのにね。
シイタケ栽培キット 【もりのしいたけ農園栽培容器付】
これから1週間楽しみだなー。