誰でも簡単に育てられると評判のきのこ栽培キット「もりのしいたけ農園」で収穫0の憂き目を見てから苦節一ヶ月。
とうとうやりました!肉厚キノコでお腹いっぱい。自分で育てたシイタケは美味い。
これまでの経緯
しいたけには中性脂肪の吸収を抑え脂質を体外へ排出してくれるエリタデニンが大量に含まれています。そうだ!自分で育てたしいたけを食べよう。
9月18日、そんな思いでシイタケ栽培を始めました。
最初は順調に育っているかに見えたシイタケですが、徐々にしおれていったんです。
9月29日、しおれたシイタケが可哀そうでギブアップ。
何が悪かったのかを考え、失敗の主原因は気温にあると結論付けました。
シイタケ栽培に適した気温は18℃~25℃。
思い付きで始めたような素人には「真夏のしいたけ栽培」は難しすぎたのです。
リベンジ開始
9月末に失敗を認めてからの2週間、芽が出るはずのない菌床に地道に水を吹きかけていました。なぜならもりのしいたけ農園キノコ栽培キットは2度、3度のトライができるとマニュアルに書いてあったからです。
そして10月16日。
この日の予報では翌日から大幅に気温が落ちるというではないですか。
シイタケ栽培に適した気温は18℃~25℃。満を持して菌床を水に漬けリベンジに備えました。
日にち | 最高気温 | 最低気温 |
10月17日 | 20.8 | 16.0 |
10月18日 | 22.6 | 10.2 |
10月19日 | 23.5 | 10.5 |
10月20日 | 19.0 | 11.9 |
10月21日 | 16.8 | 9.9 |
10月22日 | 18.6 | 10.8 |
10月23日 | 19.9 | 9.2 |
10月24日 | 19.9 | 6.3 |
10月25日 | 19.3 | 9.6 |
10月26日 | 22.6 | 7.0 |
10月27日 | 23.8 | 10.1 |
10月28日 | 23.2 | 8.6 |
10月29日 | 21.6 | 7.7 |
10月30日 | 22.0 | 7.4 |
そこから1週間またも地道に霧吹きで水を与え続けましたが、菌床にはなんの変化も見られません。
夏の暑い時期にすべての菌が死んでしまったのか!?
頑張れ!がんばれ!俺のシイタケ。
結果から書いてるので想像がつかないかもしれませんが、これは実に悲しい作業なんです。
だって、もりのしいたけ農園キノコ栽培キットが最初に手元に届いた時は、表面がびっしりと白くて今にも芽吹きそうな感じの菌床だったんですもの。
それが今はただの茶色い木。そんな木に毎朝、霧吹きで水を吹きかけるんですよ。
頑張れ!超がんばれ!俺のシイタケって。
新しいのを買ったほうが確実に芽吹くのに、なんかもう意地になっちゃってて。
そんな中…
菌床の足元のほうに、ぽこっと小さなふくらみ。分かります?
もう、嬉しくて写真を撮る手が震えちゃいました。
これは間違いなく芽です。目出度い、芽出度い。
菌床の反対側にも小さな芽がいくつか出てきました。
この段階になると朝と夜でサイズが変わるくらいの勢いで成長していきます。
やりました。ここまで苦節一か月。ようやくマイしいたけを収穫できました。
<シイタケステーキ>
少し切れ目を入れてオリーブオイルでじっくりソテー。
最後にバターで風味付けして醤油をたらしたら出来上がり。
あまりにも肉厚過ぎてキノコだけでお腹いっぱいになっちゃいました。
エリタデニン効くのかな。むしろ太りそうな気もするけど…
こちらは30日にすき焼きでいただきました。すき焼きがまためっちゃ美味しいのよ。
大丈夫。エリタデニンがなんとかしてくれるはず。
結論:大事なのは栽培時期つまり気温でした!
さて、成功した今回と失敗した前回の違いはなんだったか。
行った作業はまったく同じなので、違いと言えば気温だけ。
つまり大事なのは栽培時期だったんです。
死にかけの2度目の栽培でも大きなシイタケができちゃうんですから、キノコの栽培に最適な今の時期にもりのしいたけ農園の菌床を買えば、70個、100個の収穫も夢じゃないです。
目に見えての成長も楽しいので、僕的には超おすすめ。
やってみると楽しいよ。
頑張れ!超がんばれ!君のシイタケ。