11月19日朝「大谷翔平選手が満票でAL MVP受賞」のニュースが飛び込んできました。肘・膝の故障をのりこえて4年目の投打による大活躍。すごいなあ大谷選手。
僕も何か1位が欲しいなあ。うーん…1位、1位、一位 ( °o°)ハッ そうだ。一位ヶ岳に行こう!ほんとにそんな理由から長門市の一位ヶ岳に行ってきました。
ヤマネスタジアム俵山に到着
一位ヶ岳は俵山温泉あたりのはず。取り合えず何も考えずに俵山までやってきましたよ。
道路沿いにヤマネスタジアム俵山の駐車場(正確には頭振川みどりの砂防公園の駐車場)があったので車を停めて地図を見ます。
YAMAPで調べてみると花瀬ルートの入口が近いようです。この駐車場にはトイレもありましたので、ここを今日のスタート地点と定めます。トイレで体調を整えてからスタート。
おっとその前に俵山のマップを見ておきましょうか。
一位ヶ岳をハイキング
一位ヶ岳花瀬ルートの入口は、ヤマネスタジアムからたわらやま介護医療院を越えてすぐの交差点を左です。車だと通り過ぎてしまいそうですが、歩きならわかりやすく看板が出ています。
花瀬ルートで登山
大きく描かれたこの登山マップで確認すると、花瀬ルートは全長6.6km。TV中継塔までが3.4km、花瀬峠までが4.1kmですね。
TV中継塔があるってことはしばらくは舗装路を歩くことになるんでしょう。それじゃ行きましょう。
TV中継所へ
あるキリスト者が俵山温泉で癒しの神秘体験をしたことから、平和と癒しを求めて聖母マリアに祈る場所として建設されたものだそうです。花瀬ルートは直進なのでお間違えなく。
僕らの間では「升井が発見した升井の実(笑)」と呼ばれてるんですが、これマムシグサの実です。実だけではなく茎も有毒だったはず。見るだけにしておきましょう。
舗装路が続いていますが、道のわきに「くるそん道」の看板がありました。これはこの先の電波塔へ直登する道でした。気にせず舗装路でOK。
で、舗装路はここまでで、この先は砂利道になります。道幅は入口付近よりも若干広くなっていまして、軽自動車なら行き違いができそうなくらいあります。ガードレールはないので注意が必要ですけどね。
TV中継塔まではジムニーならぜんぜん行けます。行ってもあんまり意味ないですけど。
少し開けて明るいところに最初の電波塔がありました。先ほどのくるそん道はここに出てきます。
TV中継塔にしては距離が近すぎるのでこれじゃないよなと。
感覚的に一位ヶ岳はあっちかなーという方向に、頭一つ抜けた山が見えました。おそらくあれが一位ヶ岳でしょうね。
こうして見ると山を二つ三つ越えていくことが分かります。あと4kmくらいでしょうか。先は長いな。
ここがTV中継塔かなと思いましたが違いました。ここは第2の電波塔。道幅がめっちゃ広くなっててUターンできそうなくらいあります。
花瀬峠へ
第2の電波塔を折り返すと、TV中継塔への分岐があります。道の良い林道は直進してまして、どっちに行こうかなと思ったのですが…とりあえず直進してみました。
結果、どっちに進んでも最終的に一位ヶ岳登山道につながるようです。
さて、ここで幅広の林道とはお別れ。一位ヶ岳登山道へと進みました。
僕、思うんですけど、たぶん、この幅広の林道をそのまま進んでも一位ヶ岳付近に行けちゃうんじゃないかなあ。後で合流地点っぽいのが出てくるんですよ。
一位ヶ岳登山道に入ってすぐですが、でっかい青大将が道の真ん中で日向ぼっこしてました。茶色だし、まったく動かないし、木の枝かと思って危うく踏むところでした。
この日はこの青大将とマムシを一匹見ただけ。マムシは下りの里付近にいまして、道を通り過ぎた後に草むらからザッと飛び出してきたんでビックリしました。
車は通れそうにないけど、手入れのされた林道が続きます。
このあたりからやっと山歩きっぽい道に入ります。ちっちゃい峠を越え、谷のわきを通って、山腹を登っていくと割と簡単に花瀬峠に到着。
一位ヶ岳はここから2.5km先です。この先、上がったり下がったり二山、三山と越えていくようになります。
一位ヶ岳へ
花瀬峠を右にとって、感覚的にやっと一位ヶ岳の方角に向いたなって感じ。
花瀬峠からしばらくは稜線歩きが続きます。日の光は入ってきますが、常緑樹に覆われてあまり景色はありません。いまいちな稜線。
この稜線をいったん降りると…
広い駐車スペースのある林道が出てきました。
TV中継塔からの林道がそのままつながってるんじゃないかなあと思ったのはこの光景を見たからです。
この幅広林道、この先は立ち入り禁止になっていますが、ずっと奥まで続いていて山の上から見えました。
ちなみに一位ヶ岳への山道は直進。このあたりの山だけ足元がふかふかで気持ちよかった記憶があります。
「ここらで一休みを。俵山温泉が…」と書いてありますが、俵山温泉は見えません。おい!ここから枯葉が深くて滑りまくりの坂を下ります。
鞍部から登って左に折れれば残り1㎞ってところですね。
近くの花尾山もそうなんですけど、なんだか山頂付近は急先鋒なんですよね。しかも足元がズルズルと滑る土質で。やっぱ近場の山は生成過程もできた時期も近いんだろうなあなんて感じました。
そして空が開けると…
一位ヶ岳 山頂
一位ヶ岳って長門で一番高いのかっていうと、隣に天井ヶ岳ってのがありましてそっちの方が高いんです。でもやっぱ一位って名前がいいっすよね。
少し離れて山頂を写してみましたよ。御覧のように一位ヶ岳の山頂には周りを囲む立木がないため、まさに360度の眺望を得ることができるんです。
一位ヶ岳からの眺望を動画で見てみる?
一位ヶ岳山頂にはおみくじが置いてありました。こんなの珍しいですねえ。
1枚10円らしいんですが、気分も良いので奮発して100円入れときました。
多めに入れたんだから、ここはいっちょう頼むぜー!
努力した成果は必ず報われる。よい結果を期待すべし。
うむ。大谷君の話の流れからバッチリのオチじゃないっすか。
僕も努力しよう。
山頂におみくじってちょっと面白いなと思ったので検索してみました。意外に安くてびっくりです。
椎の木ルートで下山
下りで使った椎の木ルートは2.5kmと短いのですが、急坂、枯れ沢となかなか難儀なとこでした。
一位ヶ岳は奥にも降りられそうな道があります。うーん、地図で見た限り椎の木ルートは正面の白い建物方向っぽいなあ。
登りは道を間違えても頂上は一つなんだけど、下りはどこにでも降りられるからね。慎重に判断。
これでいこう。
いや、ともこ。お前なんか怖いよ。
落ち葉のたまった坂に岩がたまに顔を出してきます。椎の木ルートは山頂から700mずっとこんな感じです。
一人で歩くときは、とにかく怪我をしちゃいけないと思ってるんでロープを使って小足で降りました。
急坂を下りた鞍部がここです。ここを直進すると天井ヶ岳に行けるようですが、今日は一位ヶ岳だけで満足。右にとって沢に入ります。
沢の途中でロストしかけたのですが、少し探して無事復帰。
枯れ沢ですがなかなかに苔むしているので滑らないように下ばかり見てたのが失敗のもとです。
かなり神経を使いました。
今年の4月16日に開通した県道38号美祢油谷線、砂利ヶ峠(じゃりがたお)バイパスの砂利ヶ峠トンネル手前(ロバの本屋さんのところ)に出てきました。
椎の木ルートはかなり端折りましたが、傾斜が急なので登りで使ったらきつそうですね。僕みたいなドン亀は花瀬から入って正解だったように思います。
さて、こっからヤマネスタジアムまでの舗装路が長いぞー。
一位ヶ岳のルート
ヤマネスタジアム下に車を停めて、花瀬ルートから登山開始。TV中継塔、花瀬を経て一位ヶ岳へ。一位ヶ岳の山頂は360度の景色が開けて素晴らしい。下りは椎の木ルートをチョイス。こっちは短く急な坂でちょいと危ない。
まっすぐヤマネスタジアムに戻ればいいのですが、下山後はさらに俵山温泉を徘徊してきました。
この記事の関連記事