美祢市の白糸の滝

美祢市の白糸の滝

白糸の滝は秋吉台北方の桂木山山麓にあり、高さ30mと山口県内最大級の滝です。

この日、桂木山に登りに来たのですが、桂木山登山口の手前の白糸の滝が良かったので別枠で記事に起こそうと思います。

白糸の滝までの道

白糸の滝への曲がり角
白糸の滝への曲がり角

白糸の滝へは、GoogleMapsなりで調べるとだいたいの道順が出てくると思いますので、少し細かいところをご説明いたします。

周防梨集果場から三隅町に向けて(別府弁天池に曲がらずに)真っすぐ進んでいると、写真にあるような立派な青色の道標が右手に出てきます。

これを右。通り過ぎてしまったら、その先を右でも構いません。

白糸の滝 駐車場看板
白糸の滝 駐車場看板

道なりに道標が据えられていますので、それに沿って進んでいきますと問題なく「白糸の滝 駐車場」に到着します。

途中の道が細いので普通車だと難儀するかもしれませんが、ゆずり合いの精神でのんびりまいりましょう。

あと、駐車場は2連でつながっていますので、停めるなら奥の駐車場が良いと思います。

駐車場から白糸の滝までは300m
駐車場から白糸の滝までは300m

「白糸の滝 300m」と書かれたこの看板を目印に車を停めると良いと思います。

この看板から道を挟んですぐ右にトイレがあります。なんとこのトイレ、水洗でめっちゃ綺麗です。

ここで体調を整えておくと良いと思います。

※ 白糸の滝を越えて奥のキャンプ場にもトイレがあります

白糸の滝駐車場から桂木山までの看板
白糸の滝駐車場から桂木山までの看板

駐車場から少し登って川を渡り、白糸の滝を見て、さらに進むと滝の上に出てキャンプ場。これから奥に進むと桂木山のようです。

白糸の滝へは、舗装路から分かれ、左に降りて川沿いを歩くということだけ覚えておきましょう。

駐車場からわずか300mです。

道や木や沢を覗いているとあっという間です。

河童ちゃんがお出迎え
河童ちゃんがお出迎え

舗装路から川沿いに降りた際に、川に向かって右に進めば河童ちゃんに出会えます。

川に向かって左に進めば、木でできた大きな橋を渡り向こう岸の遊歩道を散策できます。

行きと帰りに別の道を通ると倍楽しめる設計ですね。

白糸の滝手前の橋を渡る
白糸の滝手前の橋を渡る

河童ちゃんに挨拶をしたら川にかかる橋を渡ります。

少し時期が早かったようですが、紅葉であればまた綺麗だろうなあという景色ですね。

白糸の滝手前の白糸亭
白糸の滝手前の白糸亭

白糸の滝のほんの少し手前の白糸亭さん。

今はもう営業していないのかそれとも夏場だけの営業なのか分かりませんが、、、この景色を見た瞬間に僕の中で鮮やかに記憶がよみがえりました。

そうだ。

親父が元気な頃にここで流しそうめんを一緒に食べたわ。

あのときは前の日がひどい雨で。水の調整が利かないのか食べるまでにずいぶん待たされて、挙句、チョロチョロっと流れ出てくる小分けのそうめんを、笑いながら食べたなあ。

そっかー。ここだったかあ。

おっと、私的なことはこのくらいにして、白糸の滝へと参りましょう。

白糸の滝

白糸の滝
白糸の滝

白糸亭から少し目をやるとすぐに白糸の滝が見えます。手前から見ると写真のように細かく水の筋が分かれており、この流れから「白糸」と呼ばれる理由がわかる気がしますね。

白糸の滝
白糸の滝

白糸の滝の周りには遊歩道が整備されており、滝つぼ近くの岩まで降りることが出来ます。

下から滝を舐めた絵がこちらです。陽が入ってちょっと見にくいかもしれません。すみません。

現地ではもう少し規模感を大きく感じます。

白糸の滝
白糸の滝

先の写真にもありましたように、滝の上流にも遊歩道が伸びていまして、流れ落ちる横のところからも写真を撮ることが出来ます。

白糸の滝 不動明王像
白糸の滝 不動明王像

滝の上まで出る遊歩道(階段)の途中には、立派な不道明様がいらっしゃいます。

江戸時代前期山岳信仰栄えし当時、豊前の国英彦山系修験者(山伏)が霊峰四条ヶ岳(桂木山)修行途中、この瀧にうたれて身を清め、諸願成就の祈りを捧げたと古事記にある。

白糸の滝 不動明王像の由来

とのこと。像自体は水害で失われ再建したもののようですが、すごい迫力で変わらず魔を退散させていらっしゃいました。

白糸の滝 動画

白糸の滝としては以上です。最後に水の流れ落ちる滝の動画をどうぞ。

白糸の滝についての所感

山口県最大級の滝と言われる「白糸の滝」はもちろん気持ちのよい場所でした。軽く散歩して森林浴を楽しみ水の流れを眺めているだけでもコロナ禍のストレスを発散できると思います。皆さんにもお薦めのコースです。

以下、私事ですが、僕的には忘れてていた親父との思い出が蘇ったのが最高でした。誰かが覚えていてくれる限りその人は生きている。

そんな心持ちになりました。

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