キャンプ道具は持ってないけど、綺麗なコテージで週末キャンプを楽しみたい。料金も安ければ言うことなし!そんなファミリー層の願いがかなうキャンプ場を見つけました。
今回はみと自然の森のコテージとその周辺施設をご紹介します。
みと自然の森
この五月に三十年来の友人が帰郷してきまして、彼の地元の萩で飲むか!となったのですが、萩のホテルってのがなかなかお高い。そこで、前から目をつけていた益田の「みと自然の森」に行ってみることにしました。予約したのは週の初め月曜日です。
みと自然の森のコテージ
このテラス付きのコテージが4名まで一棟貸切りで一泊7,700円なんて驚きの安さじゃないですか!?
写真もたくさん撮ったのですが、Google MapsのIndoor View(Street View)がありますので、まずは内装を見てみてください。
Indoor View(Street View)なので建物の中まで入っていけます。このIndoor Viewの「山小屋りら」はまさに僕らが泊まったコテージなんです。Viewだけからは分からない追加情報をつけておきますね。
木のぬくもりを感じる室内の雰囲気が抜群ですが、室内灯が少し暗いので暗さが気になる方は別に灯りを持っていくとよいかもしれません。
みと自然の森さんの公式ページから主要設備をコピーしておきますね。
主要設備
台所(冷蔵庫、鍋、フライパン、包丁、食器、ガス炊飯器、備付け)
シャワー(温水)、トイレ(簡易水洗)、ガスストーブ
ふとん、毛布、シーツ、枕、タオル、バスタオル
電気蚊取または蚊取線香
扇風機(1台)
テレビ、エアコン、電話はありません。
電話はありませんとのことなのでスマホの電波状況について少々。auは通じましたがDocomoはアンテナが立ちませんでした。フリーWi-Fiの張り紙があったのでネットはいけると思います。(僕はスマホを車に置きっぱなしにしていたので、実際つながるかどうかは分かりません。多分、大丈夫だと思うけどね。
食器は充実していました。お箸は割りばしがありました。見つけられなかっただけかもしれませんがスプーン、フォーク、ナイフ、お玉は見当たらなかったので、汁物を作る・食べるならお忘れなく。
戸袋の中の調理具を出してみました。調理に関して言えば、食材と調味料さえ持ち込めば他に必要なものはないくらいの充実ぶりです。
ありがたいことにフライパンと鍋の蓋のサイズが同じだったので、軽い蒸し物なら十分いけます。朝、アルミホイルを敷いてフライパンでパンピザを作ったのですが、蓋のおかげでばっちりチーズがとろけましたよ。うまー。
そんなわけで三十年来の友人とコテージ飲みです。バブリーな頃の思い出話も自慢話も愚痴も面白い。
僕らは鍋でもやろうかとカセットコンロを持ち込んだのですが、キッチンでシイタケを焼いたり、ウイナーを焼いたり、さつま揚げを焼いたりとつまみを作りすぎて、最終的に鍋までたどり着きませんでした。キャンプ飲みあるあるですね(笑)
レンタルで焚火もできます
管理棟でコールマンの焚火台をレンタルしました。焚火から立ち昇る炎を眺めるだけでキャンプ感が増しますもんね。
管理棟はキャンプ場入口にあります。この管理棟、お菓子やアイスクリームもあってなかなかの品ぞろえ。管理人さんも明るく朗らかないい感じの方でした。
上のコテージの話と前後しますが、みと自然の森に着いたらまず管理棟に寄って利用料金を支払う必要があります。僕が宿泊簿に記帳している間にコールマンの焚火台を見つけた先輩が「焚火やりたいな」と。
はい。はい。そいつも借りましょう。
- 焚火台レンタル 1,100円
- 薪 500円
- 着火剤 80円
- テラス付きコテージ一泊 7,700円
管理棟にて宿泊料込みのお支払い。合計金額は9,380円なり。1万円を出してお釣りが来てたので税込額ですね。3人で頭割りすると3,100円。やすっ!
話も弾みお酒も進み僕は22時頃にあっけなく撃沈。コテージ飲みは、俺寝るわ!でゴロンと横になれるのが良いところです。これって若いころによくやった宅飲みのノリだよなあ。友人を元気づけるつもりが、すっかり僕自身が癒されてしまいました。
焚火を終えた友人と先輩も23時頃就寝となった様子。良い一日でした。
みと自然の森を散策
翌朝、6時に目が覚めたのでキャンプ場内を散策してみました。
コテージの並びを少し上っていくと、葛根藪川の立派な堰堤があり、そこから川が下っていました。この川沿いを管理棟まで降りることも出来ます。
7時頃に友人も起きてきたので一緒にキャンプ場内を散策開始。
コテージと管理棟の間にはバーベキュー棟がありました。屋根付きなので雨の日でも大丈夫。室内なので虫が苦手な女子にも安心ですね。
管理棟裏の川に降りてみました。夏は川遊びが出来そう。ちなみにキャンプサイトはこの川を挟んでコテージの反対岸にありまして、静かに過ごせるのではないかと思います。
キャンプサイトは一泊税込み330円だったはず。
川の少し上流には釣り堀もありました。竿もレンタルできた気がします。下流は水浴びができそうな浅瀬ですし、時期によって様々に遊べるキャンプ場になってるんですね。これは定宿化しそうな予感がします。
出発
コテージに戻ってのんびりと朝食を終え、10時にチェックアウトです。
お借りした場所は来た時よりも綺麗に。
食器は洗って乾かして、布団は畳んで、テーブルは立てかけて。
焚火台に残った消し炭はバーベキュー棟横の炭入れに。レンタル焚火台は水で流して乾かしてバッグに収納。
ゴミが落ちてないか、忘れ物はないかをチェック。
オッケー。行こうぜ。
ゴミは分別して管理棟裏のごみ箱に捨てます。持ち込んだビールの缶なども分別して捨てて良いそうです。まさに至れり尽くせり。大変お世話になりました。管理人さんにお礼を言って出発。
みと自然の森への行き方
Google Mapsだと自然の森への行き方は沢山あるように見えますが、通行止めになっている道も多いので、国道191号線の秦記念館から入っていくのがベストです。ベストというか一択ですね。
この道は軽自動車が余裕ですれ違えるくらいの舗装路になります。
ちなみに上でお薦めした秦記念館からの道も通行止めになっているケースがある*1らしく、事前にみと自然の森さんに連絡して直近の情報を得たほうが確実です。
*1 秦記念館からの道も通行止めになっているケースがある
僕たちが行ったときは秦記念館からの道も全面通行止めになってまして、管理人さんがわざわざ秦記念館まで迎えに来てくださいました。先導していただいた林道は地図にないもので、ジムニーなら楽しい、普通車だとサイドを擦りそうで厳しいかなと思える道でした。
みと自然の森周辺施設
さて、せっかく益田まで行ってコテージ泊だけだともったいないですね。久しぶりの益田なので周辺施設も楽しみましょう。最後にお薦めのお食事処もあります。
美都温泉 湯元館
みと自然の森を出発するときに、美都温泉湯元館の割引券をいただきました。ひと風呂浴びちゃいますか。
美都温泉湯元館はみと自然の森から191号線に出て、益田と逆方向に3.5㎞進んだあたりにあります。
道の駅を左に折れて坂を下りていくと、おっとありました美都温泉湯元館の看板。なかなか雰囲気のある建物です。
100円引きもありまして入浴料は400円。さすがにお風呂の中の写真は撮れませんでしたが、こちらの施設には広々とした露天風呂もありまして、ほかに誰も入ってこられなかったのでずっと僕ら3人での貸し切り状態でした。しかも本物の鉱泉でお肌がツルッツルに。
サイクルセンターまつしま
益田市街地まで戻ってきまして、以前ロードバイクをやっていた頃にお世話になったサイクルセンターまつしまさんを表敬訪問。
益田市では「100㎞走っても信号なし!益田INAKAライド」という自転車のイベントが2012年から毎年開催されています。僕ら第1回から参加させてもらってまして、その頃にサイクルセンターまつしまさんにお世話になってたんです。
http://roadbeginner.blog6.fc2.com/blog-category-24.html
まつしまの名物男 矢野さんは明るくて面白い。もともとは益田INAKAライドのサポートさん.vs.単なる参加者って関係だったのですが、いつのまにか一緒に飲みに行く仲になってました。
年に一回も会えないときもあるんだけど、会えばいつも楽しく話せるいい男です。
多分、ノリが近いんだな。
手打ちの出雲蕎麦「竹の家」
ここで先輩が「腹減った」と。地のものは地の人に聞くのが一番なので矢野さんに「どこか美味しいおそば屋さんないっすか?」と伺うと、竹の家さんを紹介してくださいました。
「まつしまからも近いし車置いてっていーよー。」とのお言葉に甘えて裏通りを歩いて竹の家さんへ。
お薦めの竹の家さんは人気のお蕎麦屋さんの様子。ちょうどお昼時で外まで行列ができていまして、30分待ちで入店できました。
友人は割子、先輩は三色割子とあっさり目でしたが、僕はがっつりと海老天おろしそばを注文。
手打ちの出雲蕎麦。角のピシッと立った蕎麦が、これまた冷水できっちり〆てあって、喉越しもよく、美味い。食べ終わった後で大盛りにすればよかったなと後悔したので、次は蕎麦だけ食べに益田まで行くことにしましょう。
竹の家さんは昼の部が13:30で終了なので要注意。夕方17:30からは出汁巻きとか鳥もあるようなので、老舗に違いありません。夕方から冷やで天抜きなんて旨いだろうなあ。
たまんねーなこりゃ。
まとめ
いかがでしたか? どうにもちょっとおじさん寄りになっちゃいましたが、今回は素敵なコテージのある益田のみと自然の森とその周辺施設をご紹介しました。
僕はみと自然の森を懐かしい友人との宅飲みがわりに使いましたが、このコテージは本来、間違いなくファミリー向けのものです。
パパが企画してみと自然の森にご家族を連れ出せば、激安小旅行に奥さんもニコニコ。お子さんもお父さんを尊敬の眼差しで見つめること請け合いです。
周辺施設の温泉も含めての企画、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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ちなみに下のアルファ米も島根県の会社アルファー食品さんが作られてるんですよ。島根県って意外に県をあげてアウトドアに振ってるのかもしれないですね。