オニヤンマ型防虫グッズのコヤンマ(ニューカレントワークス)は、パラコードでオニヤンマを模したもので、めちゃめちゃ格好いいんですが、欠品続きで手に入らないんです。手に入らないのであれば仕方がない。例え不細工になろうとも自作してみようと思います。
以下「パラコードで作るオニヤンマへの道」の第2弾。今回も簡単なロングステッチエンドレスフォールで塩辛トンボを目指します。
ロングステッチエンドレスフォールの編み方
ロングステッチエンドレスフォールは「輪を作って真ん中を抜く、輪を作って外を抜く」を繰り返す編み方です。パラコードの色を上手に選ぶだけで塩辛トンボっぽい仕上がりになるんじゃないかなあと思っています。
早速、編んでいきましょう。
芯になるカモフラージュ柄の紐を二つ折りにして環に通し、紐の端を通して抜きます。この真ん中の紐を芯紐と呼びます。
トンボの目玉が欲しければできた輪っかに短い紐を入れると良いと思いますが、今回は省略。
白い紐の真ん中を芯紐の後ろに置き、芯紐の前で右が上になるように輪を作ります。芯紐に対して白い紐を結び紐といいます。
芯紐の端を持ち上げて、輪の中の芯紐の中を通します。※ 中を通すというのが重要です。
結び紐を絞って環に寄せます。芯紐をしっかり下に引きます。これで1回完了です。
結び紐は、毎回、右上を忘れないようにしましょう。
はい!ここ重要です!エンドレスフォールの時はひたすら真ん中を抜いていきましたが、ロングステッチエンドレスフォールでは2回目は芯紐の外を抜きます。
このように、中、外、中、外を繰り返します。
単純な2・3・4・5・6・7の繰り返しの結果がどうなるかと言いますと
ロングステッチエンドレスフォールの表は腹筋がボコボコ並んだような模様になります。芯紐が平行に表れてるんですね。ここまではエンドレスフォールと同じです。
一方、裏ですが、芯紐を中・外・中・外で抜いた結果、裏の模様がステッチ状になるんです。この裏側の模様がロングステッチエンドレスフォールの特徴です。
なんだかトンボに近づいた気がしませんか。手作り感があって僕は好きだなあ。パラコードの色を変えればもっと近づくような気がします。楽しみです。
次回予告
次回はクロスステッチ平結びで一気にコヤンマ(ニューカレントワークス)に近づきたいと思います。
実は皆さんに先駆けてワークマンとダイソーで買ってきたパラコードで編んでみたんですけど、なんだか仕上がりがゲジゲジっぽいんですよ(笑)
やっぱり雰囲気を出すにはパラコードの色とサイズが重要みたいです。なので、今、φ3mmの色付きパラコードを注文してます。この先、どーなっていくのか。そしてあと1回でちゃんと終わるのか。
どうぞお楽しみに。
自分でもやってみようって方、目玉の色については好みの色があるかもしれないので色々と探してみてくださいね。φは3㎜がお薦めです。あ、それとご紹介したものよりも良いパラコードがありましたら教えてください。お願い。
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