どーもー!「密が避けられる、一人でも楽しめる、鈍った体に丁度良い」ということで、自粛明けに低山ハイキングブームが間違いなく来ると読んでいる立石です。
まあとっくにブームなわけですけどね (ノ∀`)アチャー
ま、そんなわけで山口県山口市徳地町の白石山にハイキングに行ってきました。白石山はこれまた山口県百名山に選ばれている山らしいです。
そんでね、白石山の何が良いって巨石群と仏像ですよ。さあ、そんじゃあ時系列に行ってみましょう。
登山道まで
白石山は山口県山口市徳地町にあります。近くに「道の駅仁保の郷」がありますので、ここをカーナビで目指していくと良いでしょう。
「道の駅仁保の郷」にはトイレがありますので入山前に体調を整えることができますし、飲み物やちょっとした食べ物を手に入れることも出来ます。
「道の駅仁保の郷」を出て防府方面に向かいますが、荷卸峠の手前で引谷(左)に曲がります。この曲がるところは道に青い大きな看板が出ているので迷うことはありません。
細い道を道なりに進んでいますと、上の写真のように小さなカーブのところで「白石山登山口」の看板が出ています。
ここを右に折れて、道なりに進んでいきましょう。細い道ですが角ごとに看板が出ていますので駐車場まで迷うことはありません。
駐車場に着きますと、その奥が登山口になっています。駐車場には車が10台程度停められる感じです。5月23日10:00頃に到着したら、既に7台程度の車が停まっていました。人気の山のようです。
さて、それでは入山しましょう。
白石山の山頂まで
10:30入山。御覧のように大変よく整備されたハイキングコースで、これであれば迷うことはありません。最初は平たんで、徐々に尾根っぽい雰囲気を醸し出してくれる気持ちの良いコースです。
15分程度道なりに歩いたところで、右手に「大岩」の看板を見つけます。この看板から右に抜ける道がありますので行ってみましょう。
上記の写真の通り大きな岩があり、この左手から岩の上に出ることが出来ます。最初に出会うのがこの「大岩」なので、ああこれが一番でかいのかなーと思うのですが、、、まあ、岩については後述。
前述のとおり「大岩」の左を上がったところからの風景です。たいして山を登った覚えもないのに、もう良い景色が広がっています。岩の下を覗き込みたくなりますが、この岩、特に鎖もないので気を付けましょう。
でも白石山に登るなら、必ず行くべきスポットだと思います。お薦めです。
元の道に戻るとここいら辺りから山道に岩が増えてきます。実際、巨石群は山の中腹あたりに多いように感じました。家に戻ってからネットで調べたのですが、これ花崗岩らしいです。あと、この巨石群が白石山の特徴ということのようです。
そして最初に出会うのが、この「馬の鞍岩」と「龍駄の岩」です。写真だと大きく見えませんが、たしか近づいても看板まで手も届かなかったと思います。
えーでもこれ花崗岩なのかなあ。花崗岩ってもうちょっとキラキラして、ボロボロに崩れるイメージなんだけど。
さらに登っていくと三方を岩に囲まれます。どこに進めるんだと思いますが、少し近づけば道が見えます。岩が苔むしていますが登りの時は特に滑ることもありませんでした。
もう少し進むと目の前に岩が見えて、どこいきゃいいんだ、道を間違えたのかと思いますが、この岩自体が道になっています。ワクワクドキドキコースですね。
先ほどから沢の音が左手に聞こえていましたが、源流のうちの一つが道を横切っていました。清水です。流石に飲もうとは思いませんが、タオルを浸して頭にかけました。気持ちいい。
沢と山道が重なるあたりはぬかるんでいますので、歩行に注意が必要です。足元よし!ご安全に!
きつめの岩場を抜けると山腹を横切るような平たんな道に入りますが、その入口付近に置いてある立札。「あと二十分、がんば」誰が置いたか分かりませんが、良い時間のヨミです。下にちっちゃく「ハイ」という返事も書いてあります。
しばらくはこんな道です。
岩清水あり
花あり
景色よし
そして少しだけきつい坂を上がると開けた場所(道)に出ます。
それが「白石観世音」様のエリア。
「こんな山の中で下界を見守るとはお疲れ様です」とお賽銭を置き、おちょこにコーヒーを差し上げておきました。お神酒とか持ってきてないもんなあ。
コーヒーがお口に合ったかどうかは分かりませんが、まあ、気は心からと申します。観音菩薩様はあまねく衆生を救って頂ける方ですので、きっと笑って許してくださることでしょう。
お参りを済ませて石段を下りふっと横を見ると、石に木が生えている? いや、枝が岩を支えている? いえいえ、微妙なバランスに見える岩に登山者が木を添えているのでした。
お前ら遊びすぎwww 僕も添えておきましたwww
さて、そこから3mも離れていないところに「接待岩」の看板を発見しました。こはなんぞ。
山道から外れ奥に進むと、通れるか通れないかの細い隙間の向こうに洞窟が・・・これは行ってみなければならないでしょう。
隙間を抜けた向こうの洞窟には、人が20人以上座れそうなスペースがありました。上の方に仏像も飾ってあり、どうやら行者さんが過ごしたスペースということのようです。
その左手にも洞窟があり、ここには水が溜まっていて、ひしゃくが置いてありました。雰囲気的には水浴び場。ってことは、えっ、もしかして今も修行できるのか? こわ。撤退。
さて、さっきの「白石観世音」様が取り付きになるのか、ここから道が急に険しくなり、登り切ったところに「物見岩」と呼ばれる大きな一枚岩が出てきます。
前の写真は雰囲気を出しましたが、実際には三組の先行者がいらっしゃいました。人気のルートですね。ちょうどお昼も近いので皆さんくつろいでいらっしゃいます。
じゃあ、先に山頂を目指しましょう。
先ほどの物見岩から少し下って登りなおしたところが白石山の山頂になります。
なんかこうやって三角点踏むのが流行ってんでしょ? 知らんけど。てか三角点だよね? とりあえず踏んどいた。
11:30登頂。あちこち見ながらのんびり上って約1時間です。
ついでに看板。
そこから物見岩に戻ったら、まだ皆さんのんびりされていたので、邪魔してもなーと思ってそのまま降りることにした。
降りることにしたんだけど、途中で道を間違えたみたいで登りで見落としたお地蔵さんのところで休憩。
コーヒーを飲んで地図を見直すがよく分からないので、再び物見岩まで戻る。結構ロス。
物見岩まで戻ったけど、やっぱり皆さんのんびりされてるので、その辺の道をウロウロする。なんか良い岩場があったので写真を一枚。
柵も鎖もないただの岩場で上を向いて写真を撮るとかほとんど自殺行為かもしれないが、ここ、すごく気持ちが良かった。
再び物見岩に戻ると1名分のスペースが開いていたので、カップヌードルを食べることにした。
たった一人の低山ハイクはカップヌードル(とお湯)しか持っていかない面倒くさがりな僕です。
白石山からの下山
さて、お腹も満たされたし、ゆっくり降りるかと12:30に下山開始。地図を見たら道は間違っていなかったので、先ほどの道をもう一度下る。
下りの途中に「下山口(引廻し方面)」の看板を発見。これだよ。登ってくるときには見えない角度にあったんだな。なので普通に降りてれば見つかります。
引廻しのほうに回る。
「引廻し方面」は結構下りが急で、写真のような岩をロープで降りたり、沢を下ったりとアドベンチャー感50%増し。何箇所か根っこに足取られてこけかけたので、複数人で行ったほうが安心かもしれないですね。
振り返ってみた沢ってこんな感じ。うまく撮れてないけどさあ、もうちょい神秘的で綺麗なんだよ。
しばらく下るとまた巨石群。蝙蝠岩とか燕岩とか。なんか中腹に多いんだね。
で、こっちの道はあまり整備されてないのか倒木があったりした。進んではいけない方向に木を横置きしてることは多いので、ちょっと躊躇したんだけど、今更戻る気もないし、向こうにピンクのリボンが見えるので跨いで進むことにした。
先ほどの地点からあまり離れていないところで、倒木のゲート。うーむ大丈夫なのか。
「数珠掛岩」というのを発見。まあ、ルートは間違ってないんだよな。こっから先、行っちゃダメってサインなのかどうかが問題なだけで。
ところで、この「数珠掛岩」の写真。3枚撮ったのだが全てにオーブが入っている。なんかあるかもしれないので霊感のある人見に来てください。
特に霊感のない僕は、そのまま道なりに降りていきました。右手に「狼岩」。このあたりから道がよくなります。いわゆるハイキングコース的な感じのやつ。
ここでちょっと振り返りですが、白石山の下山に「引廻し方面」を選ばれるのであれば、木で体を支えたり、岩に手をついたりすると思うので、手袋を持っておいたほうが良いと思います。
手をケガするとやる気なくなりますもん。ワークマンの300円くらいのやつで十分ですから、リュックに入れておくようにしましょう。(これ、正にワークマンの300円の車さわり用。)
と、まあ、特段問題なく「引廻し方面」ってやつに降りてきました。なんか田んぼの端に降ろされましたよ。
下山後に駐車場まで
ここから駐車場まで700mだそうです。結構あるね。
途中ちょっと丘越えするんだけど、この看板を見逃すと元の道に戻りますので注意が必要です。道なりに行ってると左手にあります。
で、駐車場までの道が結構登りなんですよ。小山を超える感じでね。やっと下山したーと思った後にこの仕打ち。知らないと結構、心を削られます。
この写真の最後の(右側の)登りね。実際、大した高さじゃないんだけど、あれ?いつまで登るんだろうって感じちゃうからさ。要注意です。
結局、駐車場についたのが13:30で、上り1時間、下り1時間でした。
締め
「道の駅仁保の郷」まで戻ってソフトクリームを食べました。火照った体にアイスがうまい!
あんま締まんないけど、そんじゃまた!