錦鶏の滝にハイキングに行ってきたよ

錦鶏の滝にハイキングに行ってきたよ

錦鶏(きんけい)の滝まで行ってきました。萩往還(はぎおうかん)経由で東鳳翩山(ひがしほうべんざん)まで登ってやろうとも考えていましたが、さすがに2日連続の山はきつく、途中リタイアしてしまいました。

天花畑の駐車場まで

山口に住んでいながら萩往還を歩いたことがないのはちょっとどうなのかなあというわけで、今日は萩往還の石畳を歩くことを考えていました。

ところが、朝からプロバイダー契約の変更や特別給付金の記載に時間を取られ、やっと動けるようになったのが10時30分。

慌てて着替え、セブンでお菓子を購入し、天花畑の駐車場へ。

天花畑の駐車場にある看板
天花畑の駐車場にある看板

天花畑の駐車場へは、山口市内から県道62号線を進み、一の坂ダムを越えて大きく右に回るヘアピンを”曲がらずに”、直進してすぐのところにあります。

あそこにも、ここにも行けるよという看板が心をくすぐります。

まずは錦鶏の滝へ

錦鶏の滝までの道
錦鶏の滝までの道

道標を見たところ「萩往還 国境の碑まで2500m」「錦鶏の滝まで700m」とありました。とりあえず近い錦鶏の滝を見に行くことにします。

11:39入渓。

写真のようによく整備された道が続きます。これぞハイキングというやつですね。

錦鶏の滝の雄滝と雌滝を示す道標
錦鶏の滝の雄滝と雌滝を示す道標

登り路の左をずっと川が流れていたのですが、小さな橋で沢を渡りますと、上記の道標が用意されていました。

「雄滝へ(約100m)」「雌滝へ(約150m)」と書いてあります。雄滝が距離的に近いですし、涼台もあるということなので、まずはこちらに進みましょう。

雄滝

勇壮な雄滝の景観
勇壮な雄滝の景観

雄滝までの道は平たんでかなり良く、そして直ぐに着きます。雄滝の落差は60mだそうです。なかなか勇壮な景観ではありませんか。

簡単にたどり着けてこういう絵柄が撮れるのって、僕は大好きです(笑)

ちなみにこの写真は沢の上にかかった納涼台から撮っております。

雄滝の横に石仏
雄滝の横に石仏

雄滝の周りを見回しますと、右手奥に何やら石碑がありました。現地では何かの紋章か鳳凰を刻んだ石碑に見えたのですが、写真をアップしてみるとどうやら仏様のようです。石仏ということで良いでしょう。

雄滝には立派な不動明王様の像もありました
雄滝には立派な不動明王様の像もありました

そして納涼台を出ようとしたときに、正面にまた石像を見つけました。これ、登りの時には気が付きませんでした。

で、現地では「天狗様じゃあ、天狗様じゃあ」と思ったのですが、写真で見るとどう見ても不動明王様ですね。

その右下「間違いなく小天狗様じゃあ!」と思ったのですが、小槌を持って帽子をかぶっていらっしゃるので大黒天様と、鯛ととんがり帽で恵比寿様です。

はっはっは、めちゃめちゃ縁起の良いところでした。

東鳳翩山登山口(ナマナマコース)を発見
東鳳翩山登山口(ナマナマコース)を発見

その天狗様 不動明王様に注目しながら雄滝を離れようとすると、何やら山の中に看板があります。「東鳳翩山登山口(ナマナマコース)悪路 山頂まで90分」と書いてありました。

ナマナマコース!聞いたことあります。ここからだったのかあ。最初からロープが垂れているあたり、ヤバ気な匂いがプンプンしますよ。

今日は半そでの軽装なのでとても分け入る気にはなりませんでしたが、入り口だけは押さえました。

雌滝

雌滝への道
雌滝への道

分岐点に戻って雌滝(150m)を目指します。こちらは道がだんだん荒れていくので150m以上の距離に感じました。写真はまだよいところですね。

雌滝
雌滝

雌滝に到着です。落差は15mとのこと。この滝、左に登れそうな小道が続いていましたので、滝の上近くまでは上りましたが、グローブを持ってきていなかったのでちょっと辛かったです。

その先は獣道っぽかったので断念して降りました。

出渓

下りで気が付いたのどかな風景
下りで気が付いたのどかな風景

錦鶏の滝を堪能し、駐車場まで戻ります。あれ、こんなに綺麗な背景だったんだと気が付きましたので写真を一枚。

近くではヤギが草を食べておりました。のどかな風景です。

12:07出渓。

萩往還へ

天花畑の駐車場にある道標
天花畑の駐車場にある道標

駐車場へ戻りましたら、今度は萩往還へ向かいます。「萩往還 国境の碑まで2500m」です。

「萩往還 国境の碑」から左に向かえば東鳳翩山へのルートも見えてきます…いや、くるはずなんだけど…

萩往還の石畳への入り口
萩往還の石畳への入り口

駐車場から見渡せば入り口がすぐそこに。12:13 入往還(そんな言葉があるのか?)

今回は途中リタイアしましたので、ここからは説明もあっさり行きますね。次回リベンジしたいと思いますので乞うご期待です。

入往還してしばらくは日に照らされたままの石畳が続きます。

100m位歩くと日影が出てきてやれやれです。

今日の昼めし「風味豊かなひとくちチーズタルト」
今日の昼めし「GEORGIA JAPAN CRAFTSMAN」

時計を見ると12:20、ああ、腹減ったなあと感じたので、セブンの「風味豊かなひとくちチーズタルト」と「GEORGIA JAPAN CRAFTSMAN」を”道の真ん中で”いただきます。

ちなみに今回、萩往還の上り下りですれ違った人は1名だけです。多分、一番熱い時間帯に上ってたからかな。

ご飯食べたので少し元気を出して歩きました。

なんか岩が良い感じに積み上げられてます。歴史を感じます。

このあたりから上を見上げると、道が九十九折(つづらおり)になっているのが分かります。「一番上まで行っても山頂には程遠いよなあ…」昨日の腿の疲れが残ってて、ちょっと弱気になっています。

で、曲がり角にこの道標。もう結構来たかなーと思ってたらまだ300mしか進んでなく、「国境の碑」ですらあと2200mあると。とどめ刺すよねー。

僕の心も九十九折ですよ( ;∀;)

バッキバキに折れました。はい。というわけで、ここからくだり家に帰ることにしました。

まあ、萩往還はまた近いうちにリベンジするんでご期待ください。

僕的結論

錦鶏の滝はハイキングに最適、萩往還の石畳もよく整備されたコースでハイキングに良い。ただ、2日連続で山に行くのはちょっときついぞと、そんな結論が出ました。

自分で体調を管理しつつ楽しいハイキングを心掛けましょう。

撤退したって いいじゃない 人間だもの

そんじゃまた!

 

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