所用で淡路島に行ってきました。淡路島へは初上陸なのですが、所用がメインでしたのでiPhoneで撮った写真を残しておきます。
洲本城
淡路島の市は3つ。本州から四国に向かう順に淡路市・洲本市・南あわじ市があります。かつては一市十町あったそうですが平成の大合併でシンプルになった感じですね。
写真の洲本城は淡路島の真ん中、洲本市さんの東側、海越しに大阪や和歌山に近いところにあります。
時間がなかったので登れなかったんだけど、(うろ覚えで言ってよければ)漫画で有名になったあの仙石権兵衛も一時期城主になったとかのお城です。
天守はもちろん再建。小ぶりだけど石垣がかなり良いと聞きました。
新百名城にもあるお城。行きたかったなあ。
国生みの先山
淡路島といえば古事記の国生み神話が有名です。
記紀をまとめてみますか。
高天原の神々に命じられた伊邪那岐(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)は天浮橋(あめのうきはし)に立ち天沼矛(あめのぬぼこ)で地上を掻き混ぜる。このとき、矛から滴り落ちたものが積もってまず淤能碁呂島(おのごろじま)ができた。
※ 淤能碁呂島は淡路島ではありません
伊邪那岐と伊邪那美は淤能碁呂島に柱と社殿を立て
「あたし凹なの」「俺は凸だし、互いに足らないところをおぎなって国生みしようぜ」とまぐわうことにしますが、柱を左右に分かれて回り初めて出会ったかの如くふるまう儀式で伊邪那美から積極的に声をかけたのが失敗。最初の子(水蛯子)は水に流してしまいます。
高天原の神々に聞いたところ「お前さーナンパは男から声かけるんが道理やで」と言われ、儀式をやり直した結果
二神は島々を生み出していきます。
その最初の島が淡路島で、一番最初にできた山が「先山(せんざん)」と呼ばれています。
なんの変哲もなく写真に写っているあれが先山。
なんの変哲もないけど登ってみたくなる山でしょ。記紀に出てくるんだもん。
明石海峡大橋と阪神淡路大震災
淡路SAから明石海峡大橋を望む。いやーここは一度来てみたかったところ。
明石海峡大橋は1998年完成、全長は3,911m。完成当時は世界最長のつり橋と言われていました。今回一緒に移動した営業が「明石海峡大橋は設計段階で3,910mなのが阪神淡路大震災の影響で1m長くなったんで」と言ってました。地震による地盤のズレかー。素人考えですが1m程度のズレじゃ影響がないのがつり橋の良いところなのかもしれませんね。
柱からワイヤーで吊ってるだけだし、下の鉄板1m増やすだけだし。
強度とか知らんけどw
それにしてももう28年前になるんかな。
阪神淡路大震災はうちの親父の60歳の誕生パーティの翌日やったんで鮮明に覚えてるよ。ほんと神戸の街はよく復興したよね。当日朝のニュースで神戸から黒い煙が立ち上がる映像を見たときには俺「日本終わったー」くらいに思ったもん。
義理の兄貴は「門司から南港入るわー」とか速攻で動いてて、自分はのほほんと生きてていいのかなと思ったよなあ。
淡路島のお土産
さて、最後はお土産のお話
淡路島は玉ねぎが特産品らしいです。なのでお土産に選んだのはご当地「淡路島玉ねぎポテトチップス」。
ご当地チップスはどこも600円近くて高いんよ。
でも気持ち入れて2つ買っといた。
今更だけど復興の手助けになるといいなってね。