カブトガニのオスとメスの見分け方

カブトガニのオスとメスの見分け方

6月から8月が産卵時期と言われるカブトガニ、

山口市秋穂二島にある岩屋半島の山口湾側では砂浜に上がってきたカブトガニを見ることができます。

僕はたくさんのカブトガニを見ることで、オスとメスを簡単に見分けることができるようになりました。

文字だと直感的に分かりにくいので、スケッチと写真を使ってオスとメスの違いを説明します。

カブトガニのオスとメスの見分け方

カブトガニのオスとメスの見分け方
カブトガニのオスとメスの見分け方

実はこのスケッチが全てでしてオスは甲羅のフロントがめくれていてメスは後ろ3対のトゲが退化しています

写真で見れば一目瞭然ですよ。

メスは甲羅のフロントがフラット
メスは甲羅のフロントがフラット
オスは甲羅のフロントがめくれてる
オスは甲羅のフロントがめくれてる

このめくれがポイントです。

オスは立派な長いトゲが6対
オスは立派な長いトゲが6対
メスは後ろ3対のトゲが短い
メスは後ろ3対のトゲが短い

後ろ3対が短いのがポイントです。

カブトガニの交尾は後背位ですから、オスのフロントがめくれているのはメスの背中に上りやすくなるための進化。メスの後ろ3対のトゲが小さいのは、オスが背中を上ってくるのを邪魔しないための退化。

つまり後背位だけ覚えておけばカブトガニの特徴も性別も思い出せるってわけ。

カブトガニは後背位。これだけしっかりと頭に入れておきましょう。

山口湾は今日も平和でした
山口湾は今日も平和でした

今日の授業はここまで。

それじゃまたバッハハーイ!

       雑記 日日是好日前後記事