ゴールデンウイークもいよいよ最終日、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
緊急事態宣言による外出の自粛も部分的に解除の方向に向かいつつある今日この頃です。観光業や飲食業の方、大変な時期だと思いますが、是非ここを踏ん張っていただければと思います。
さて、今日はコテージ泊のお話し。
いきなりテント泊なんて無理!
最近、ソロキャンとかゆるキャン△という言葉が一般に認知され、それと同時に「キャンプ=テント泊」という図式が出来上がっているように感じます。
その図式は間違っておりませんし、速攻でテントを買って素敵なギアをそろえキャンプ沼にはまり込む方がいらっしゃる一方で、多くの方は「楽しそうだけどいきなりテント泊なんて無理!」と二の足を踏まれているのではないかと思います。
曰く
テントなんて寒くて無理、暑くて無理。虫が入ってくるかもしれないから無理。鹿に襲われるかもしれないから無理。とにかく寝られそうにないから無理。お風呂はどうするの。トイレは。それにテントってお高いんでしょ。年に何回行くかも分からないのにとても買えないわ。
テント泊に一歩踏み出せない人のイメージ(笑)
と。
そうですね。まったくその通り、いきなりテント泊なんて無理です。特に家族で出かけるとなると大変ですもの。
でもコテージ泊ならどうでしょうか。
家族でコテージ泊という選択
Google Mapでキャンプ場を検索してみましょう。あなたがお住いの地域にもきっと、コテージ(ロッジ、ケビン、キャビン、バンガロー)が併設されたキャンプ場があります。
最近のコテージは冷暖房完備です。
虫は入ってきません。
鹿も入ってきません。
ベッドがあるので寝られます。寝具も貸してくれます。
お風呂やトイレは大体ついています。近くに温泉もあったりします。
それに普通のホテルに泊まるよりもかなりお安いです。
家族で泊っても1棟1万5千円とかその程度なので、6万円のテントを買ったつもりなら年間4回もキャンプに行けます。
BBQのできる格安ホテルに家族で小旅行という楽しみ方ですね。
コテージ、ロッジ、ケビン(キャビン)、バンガローの違いとは?
キャンプ場のホームページを見に行くと「ケビン10棟併設」とか「ロッジ1棟貸切6名まで」なんていう表記を見かけます。あなたはまずこの言葉に迷うことでしょう。
なんとなく泊るところだろうというのは分かりますが、コテージ、ロッジ、ケビン(キャビン)、バンガローの違いはなに?
言葉によって宿泊施設のランクが異なったり付帯設備に違いでもあるの?と。
ちなみに英語のwikiを紐解くと以下のように書いてありますが、これを読んでも違いが分かりません。
- コテージ:一般的に小さい家
- ロッジ:山小屋・下宿・詰所
- ケビン(キャビン):小さい丸太小屋
- バンガロー:一階建て住宅のタイプ
結論を申し上げますと、誰も明確な違いは分かっていません。
キャンプ場のオーナーさんが気分次第で宿泊施設に名前を付けていますので、どんな建物なのかや付帯設備として何があるのかは、そのキャンプ場のホームページで確認するしかないのです。
コテージ泊、事前のチェックポイントは?
ところが、ホームページで見ても設備の全てについて書いてあるわけではありませんので、不安なことや借りられるものがないかは、事前に電話をして聞いてみましょう。
その際のチェックポイントを挙げてみます。
- 1棟を貸切にできるのか
- 何時からコテージに入れるか
- 基本的に何人までの利用が可能か
- 人数の追加は可能か
- 寝具の貸出しはあるか
- 寝具の料金は含まれているか
- 追加の寝具の料金はいくらか
- お風呂は付いているか
- お風呂がない場合、近隣に温泉はあるか
- その建物にトイレはついているか
- 冷暖房完備か
- もしかしてレストランもあるか
- 冷蔵庫はあるか
- ガスコンロはあるか
- 炊飯器はついているか
- 調理具の貸出しはあるか
- BBQのセットがあるか
- 焼き物のセットがあるか
- Wi-Fiは完備か
下に行くほど冗談みたいですが、聞いたところによると最近はWi-Fi完備のキャンプ場もあるようです。
焼き物も地産地消のセットが用意されていることが多いので、至れり尽くせり。
こうなるともうBBQのできるホテルですね(笑)
コテージ泊に持っていくもの
野外料理をするのでなければ、普通の一泊旅行の準備で大丈夫です。恰好は動きやすいもの、靴は運動靴が良いですね。
キャンプ場でBBQセットを借りて、焼き物の盛り合わせを事前にお願いしておくのあれば、途中でビール等の飲み物を買うことをお忘れなく。
もし、コテージの横で野外料理を楽しみたいのであれば、フォールディングテーブルとキャンピングチェアがあればより良いと思いますが、それも1回目のキャンプが気に入って、2回目に行くときに買えば良いと思います。
このあたりに最低限のお薦めグッズを張っておきますので、良かったら参考にしてください。後から庭キャンプにも使えますので買っても損はないと思います。
さあ、まだ何か不安はありますか? 不安がなければもう安心です。まずは一歩踏み出してみること。
どうぞあなたなりのキャンプをお楽しみください。
それじゃまた、アディオスアミーゴス!