コロナ禍の下、全都道府県に緊急事態宣言が出てしまったこの週末、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
できるだけ人と接触しない、密な状況を作らないという国や自治体からの自粛要請を受け、さてこの週末は何をすっかなーと考えていたのですが、ふと庭先に目をやると雑草が生えてきている。
草抜きでもやりますか
うーん、昨日、雨が降って地面も柔らかいし、時期的にも丁度良いなあというわけで、今日は庭の草抜きをすることにしました。
昔の僕は、家のことは女房任せきりで、庭にはまったく無頓着だったんです。でも、子供らと庭キャンプをやるようになってから変わったんです。
庭キャンプと庭の草抜きの関係性
草抜きは人と接しない適度な運動ですし、庭が綺麗になるのも気持ちいい。最高ですね。でも僕が草抜きをするのはそれだけのせいじゃないんです。
僕は以前「庭キャンプの良いところ」という記事を書きました。その中で庭キャンプの良いところは
- 荷物の移動が少ないので楽
- 忘れ物がないので慌てない
- 家族でできるので楽しい
と記しましたが、もう一つありました。庭キャンプを始めると自然と自分んちの庭に目が行くようになるんです。あー草が伸びてきてるなあと。
草が伸び放題だと虫が寄ってきますね。女房や子供が虫を嫌がると楽しい庭キャンプができないじゃないですか。じゃあ、楽しく庭キャンするために草抜きでもやっかーって、そういう気持ちに自然となったんです。
これが癖づいて、今では年に3~4回、草抜きをするようになりました。楽しめる環境を作るために雑草に目がいくようになる、体も動く、庭が綺麗になれば奥さんも喜ぶ。一石二鳥、三鳥と良いことづくめです。
さあ、それじゃあ皆さんも草抜きを始めることにしましょう。
庭の草抜きのため格好
形から入ることは重要です。なんたって気分を乗せていかないといけませんから。
格好ですが、比較的簡単な庭の草抜きであっても、長そで長ズボンに長靴が基本です。虫に刺されたり、枝に引っかけたり、泥が靴に入ったりすると、テンションが下がりますからね。
あと帽子も必須です。僕の場合、日に焼けるのは全然かまわないんですが、熱中症にかかったりするのは嫌ですもん。
ちなみにこの一式は数年前に地元が水害にあった際に、ボランティアで出かけるために備えたものです。ここんとこ祭りの準備くらいにしか使わなかったので、何年たっても使えます。こういう装備は一式、持っておくと便利ですね。
庭の草抜きための道具
庭の草抜きための道具はシンプルに、軍手とネジリ鎌とバケツがあればOKです。一緒に写ってる椅子は休憩用です。基本的に汚れても構わない格好で草抜きをするので、どっかりと地べたに座り込んじゃいます。
あ、写真だと見にくいのですが「ネジリ鎌」ってこんなやつです。
年に3~4回、気になったときに草抜きをしていれば、この程度の簡易な道具を用意すれば十分です。
ただ、不思議なんですよね。実家が空き家になったときも年3~4回草刈りに行ってたんですが、毎回雑草が腰までの高さになってたんですよ。それも広範囲に。
やっぱり家ってのは人が住まなくなると、なにがしかのオーラを失うのかもしれませんねー。なのでこまめに手を入れてあげることにしましょう。
庭の草抜きに適した時期
先ほどから年3~4回を連発していますが、草抜きには適した時期があります。まあ、春夏秋冬なんですけれども。
だいたい、このくらいのペースでやると一日から二日で家の周りの草はクリアできるという感覚です。
春先
今回のタイミングですね。まさに芽を出してきたやる気満々のやつと、いつの間にかひょろひょろと伸びてきたやつをやっつけます。
あと、今回は年末に庭に砂利を入れたので草抜きが楽でした。砂利の下からひょろひょろと生えてるやつを引っ張って、芋づる式に根っこまでスーッと抜ける感触は”快感”ですらあります。
草抜きを面倒と思うなら砂利は入れたほうが良いですよ。あーでも、最近の外構は最初からコンクリで固めちゃうみたいですね。あの”快感”を得られないのはちょっと残念かもしれません。
梅雨の終り
次のタイミングは梅雨明けです。春先に小さくて取り切れなかったやつが成長してます。十分に水を吸って夏に向けて伸びていこうとするやつをやっつけます。
夏の終り
真夏の間は体がきついので本気の草抜きはしませんが、夏の終わりごろに伸び切った連中を一気にやっつけます。
年末
やや枯れ気味ながら大地にしっかり根を張ったやつをやっつけます。終わったら除草剤を撒いて、また来年な!と手を合わせます。
庭の草抜きの計画の立て方
何をやるにも計画は必要です。もちろん、庭の草抜きにだって計画は必要。
よくねー「一番目立つ玄関からやってモチベーションを高めよう」なんて記事があるんですが、僕は違うと思うんですよ。
目立つとこが綺麗になったらまいっかって思うじゃないですか。それじゃモチベーションは持たないわけです。こらえ性なんていっこもないんですから、まじで絶対に持ちません。
なので「端からやる!全部やる!」これです。大体の人(特に男性)はコレクター気質ですから、端からやって途中でやめるのは気持ち悪いんです。
なので計画は「端からやる!全部やる!その代わり最悪2日でやる。」と気持ちに余裕を持たせることにします。
もちろん、今回もそのつもりでやりました。
庭の草抜き実践編
まず、マイルストーンを立てる
人間て、大きな目標があってもそこにたどり着くまでに挫折することはよくあるじゃないですか。あれって到達可能なマイルストーンを立てないからだと僕は思うんですよ。
なので「最悪2日でやりゃいいじゃん」と気持ちに余裕を持たせた上で、どっかと庭に座り込み「取り合えずこの2m四方を1時間で終わらせる」って、ちっちゃなマイルストーンを立てるわけです。
目の前の草を処理していく
で、実践編としては、まず座って手の届く範囲の草を取る。
手が届く範囲なんてせいぜい目の前の1mです。小さくて取りにくいやつは次回でいっか位の気持ちでOK。とにかく目立つやつをむしってバケツにぽい。
休憩しながら俯瞰する
この位でいいかなーと思う頃には腰が痛くなってます。誰でもなります。問題ありません。立ち上がって腰を伸ばし、コーヒーか麦茶を飲んで休憩しましょう。
で、休憩が終わったらさっきむしったエリアを俯瞰して見ます。意外に超目立つ雑草が残ってたりするんですよねー。それをむしって満足したら、次のエリアに進みます。
無理をし過ぎない
最初に立てた「この2m四方は1時間で終わらせる」って計画を遵守するために、取りにくいちっちゃい奴は放っておいてOKです。目立つやつをクリアしていってください。
僕らプロじゃないんでね。1回の草むしりで完璧を求めたら行為自体がつらくなります。なので、回数でクリアしていけばいいわけ。それが年3~4回の理由なんですけどね。
休憩することはとても大事
マイルストーンの下のステップで、1m四方を取り終わったらコーヒーか麦茶を飲もうぜって書きましたが休憩は重要です。これは作業の見直しのタイミングでもありますし、体調管理の面でも適度な休憩は必要だからです。
「草抜きに人生かける必要はない」わけですから、のどが渇けば水飲んで、暑けりゃ日陰に引っ込んで、眠たくなったら寝りゃあいい。今日やったろ!という自分の目標との戦いではありますが、体調を崩してまでやるほどのことでもない。
そこはご自分でコントロールなさってください。考えなければならないのは、何が自分にとって一番大切か!これです。
庭の草抜き無事に終了
というわけで「端からやるぜ!」って決めて結構きれいになりました。今回は、年末に女房と2人で草抜きしておいたのと、除草剤と砂利入れていたことでかなり楽でした。
あとは取った雑草を日干しして、燃えるゴミの日に出せばOKです。
いやー、たかが庭の草抜きくらいでここまで長く記事を書けるとは思わなかった。外に出るなって言われると暇なもんで、3時間くらい記事書いちゃったよw
さ、明日は垣根の枝でも切って、昼からは洗車でも行ってくるかー。
それじゃ、皆さんも楽しい外出自粛ライフを!アディオスアミーゴス!
7月23日追記
本来ならオリンピックが始まっていたはずの4連休初日。この日は朝から雨だったのですが、雲の切れ間が覗いた2~3時間を使って夏に向けて伸びていこうとする雑草を抜きました。
梅雨の雨で地面も柔らかく、この時期の草を抜きは結構お薦めです。
これで夏の間の我が家の庭も安心です。