前記事を書いたら「そんなもなー全部モンベルにあるから実物を見に行け」と先達からのお言葉。うーん、シティ派の僕(笑) はネットで注文お家で受け取りのライフスタイルなんだけどなあ。
でもせっかく助言を頂いたってことでモンベル(◎)に行ってみたら、ガスストーブ以外一個もないやんけ、おい(笑)
しゃーないヒマラヤ(▲)、ゴルフ5(×)と回って帰るかーとヒマラヤに行くと、SOTOミニ焚火台ヘキサ・テトラを山ほど見つけました。
どのみちヘキサは買うつもりだったし、ポケットストーブの工程をすっ飛ばしてヘキサで固形燃料を燃やすことにすっか。
よし、そうしよう。
SOTOミニ焚火台ヘキサST-942
というわけで、SOTOミニ焚火台ヘキサST-942を買ってきました。ヒマラヤでヘキサとテトラを持ち比べてみたのですが、サイズ感はテトラの方が小ぶりで良い感じです。
いっそテトラを買って、入るサイズのアルストを探すのも良いかもなあと思ったり、自作もありかなとか。
SOTOミニ焚火台ヘキサの内包物は説明書1枚、収納ポーチ1つ、側面板6枚、ロストル1枚、底板1枚。
板の材質はステンレスで、さすが日本製だなーと思うのが切削面にバリがないんです。頬をすりすりしても大丈夫なくらい。赤ちゃんにも優しい。
底板にはちょい擦り傷がありましたが、機能に関与しませんし、そのうちガシガシ擦るし、全然気にならないレベルです。
組み立て方法を簡単に説明しますと、最初に側面5枚を組み合わせて、ロストルを上穴に、底板を下穴に爪が交互になるように差し込んで、最後の側面1枚をはめ込んだら完成です。
されど、言うは易し行うは難し。途中で側面が外れてブラーンとなったりして、これ結構むずいねえ。3回くらいトライしてやっと完成しました。
組み方自体は単純で頭に入りましたが、実際に山でできるんかな。
完成サイズを見ていただくために、僕の手のひらと比べてみたのですが、これ思ってたよりも大きいよ。
諸々、備品サイズの調整が必要かも。
SOTOミニ焚火台ヘキサでお湯を沸かしてみる
どのくらいの時間でお湯が沸くのかトライしようと差し掛けに庭キャンのテーブルを探しに行くと、ない。テーブルが無いんです。無いわけないんだけどなあ。
僕:テーブルどうしたっけ?
妻:あー実家に持ってったきりだわ。
あー、そうですか。実家にね。なるほど。今日、外でテストしないと意味がないわけですが、んーまいっか。そんじゃキッチンでやろう。
キッチンでお湯を沸かしてみます。うん。なんでしょう。これなんていうかすごい馬鹿な文章ですね。でも、まあ、そうなっちゃうよなあ。しゃーねーな。
今回の備品をご紹介いたします。
- SOTOミニ焚火台ヘキサ
- ダイソーの固形燃料(3個100円)
- ヘキサの底板がどこまで熱くなるのかわからないのでカッティングボード
- コーヒーカップに適量の水
- SOTOミニ焚火台ヘキサに乗るサイズのヤカン
ヘキサが思いのほか大きかったので、何で湯を沸かすかなーと思ったのですが、うまい具合に昔キャンプで使ったヤカンを見つけました。これ、ホットワインを大量に作ったときのやつです。ホットワインの話はタイミングがあれば別記事で。
固形燃料にはライターでさっくり火が付きます。その着火感は宴会の仲居さんのノリで考えてもらえばOK。100%当たりです。
ただ最初すげー燃えるのでビックリしました。こんな炎上がるのね。
このヤカン、思いのほかゴトクに収まりが良いです。湯が沸くとピーって鳴るやつなんですが、山にもっていくなら注ぎ口の長いところが要らないなあ。
えーっと、宴会の一人用鍋が沸騰して出汁が無くなるまで燃焼し続ける固形燃料ですから、風のない室内でコーヒーカップ一杯程度のお湯を沸かせないはずがありません。
なのでとっとと豆を挽いて、フレンチプレスも用意しました。ちなみに豆を挽いている間にも沸騰しまして、ピーッと鳴りました。
当たり前だよな。
使った固形燃料は目測ですが表面数ミリ。残りの燃料を延々と燃やし続けるのも嫌なので、フッッと強めに息を吹きかけると無事に炎は消えました。
うん。うん!?
これってめっちゃ便利なんだけどさー、逆に言えば強風が吹くだけで炎が消えちゃうてことじゃん。外でやれるのか、これ?
そんな疑問は頭の隅に追いやり、今日使った備品をまとめてみます。写真に写ってないのはヤカンとライターくらいかな。くらいってー書いたけどヤカン超でかい。
ふーむ、コーヒー一杯の為にこれだけ持っていくのかー。熱と燃料を分けるために収納もちょいと考えなきゃいけないし、こりゃなかなかの荷物になるね。
あ、そうそう。底板がどれだけ熱を持つのか分からないのでカッティングボードをヘキサの下に置いておいたのですが、ボードに焦げは全くありませんでした。ってか、フレンチプレスの抽出を待っている間に底板を触ってみたら全く熱くなくて、これはロストルと底板の間の空気が効いてるのかなと。なかなか優秀な構造です。
と言う訳で、SOTOミニ焚火台ヘキサを専用ポーチに収納し、コーヒーを飲みながら、今、この記事を書き始めたところです。専用ポーチってのは底板とロストルの六角に対応してましてね、底が60度の面白い形をしています。
さて、ここまでお読みいただいた通り何一つ実践的なテストが出来ていませんが、このまま明日、山に持って行ってみようと思います。
ところでヘキサとテトラ、あなたはどっち?
今回、SOTOミニ焚火台ヘキサを買ってきましたが、今んとこ固形燃料で遊ぶならサイズ的にテトラ推しで良いように思います。テトラはパッケージも掌に収まるいい感じの小ささなんです。
僕は後でアルコールストーブを置きたいので大きいヘキサを選びましたが、実際、この焚火台格好いいんでサイズで選ぶか汎用性で選ぶか迷いますね。でも、お店に行って現物を見つけると、このくらいの金額ならいっかって衝動買いしちゃうんです。だから現物見に行っちゃダメなんだよなーってわけでトップに戻ります。
明日山に行ってきます!多分うまくいくんじゃないかな。お楽しみに^^
ほんじゃまたねー。
本文ではモンベルに一個もないやんけ!と書きましたが、実はバーゴのアルコールストーブがありました(笑) あまり興味がなかったのでスルーしました。すみません。
ちなみにヒマラヤにはトランギアがあって、こいつにはかなり惹かれたのですが、箱に入っていて中身が確認できなかったことと、僕にはまだ早いということでこれもスルーです。
とりあえず固形燃料からスタートしときました。STEP by STEP です。