コロナ禍による自粛ムードのGW前半、天気の良い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
4月29日のこと、うちの女房が「さすがにこんな時は飲みにも行けんよね。あー!焼き鳥でビールが飲みたーい。」って言うもんですから、昼の間にこっそりと焼き鳥を仕込んでみました。
『飲みにも行けないよね』って君が言うから4月29日は鳥皮記念日
サラダ記念日-俵万智
そんな気分です。
焼き鳥の仕込み
焼き鳥の材料
今回の材料は鶏モモ肉、長ネギ、豚バラ、ピーマン、玉ねぎ、ナス、剥きエビ。豚バラと竹串だけは別途買ってきましたが、あとは冷蔵庫にあったものをひっかき集めた感じです。
ねぎまの仕込み
鶏モモ肉の皮と肉の間に包丁を入れまして、ギューッと引っ張って皮をはぎ取ります。
切れの悪い包丁で、ましてや素人の腕前ですから、皮に身が結構残っちゃうんですが、そんな細かいことは気にしないでOK。
鳥皮も身がついてたほうが美味しいですから。
肉と皮、長ネギを食べやすい大きさに切って、肉ネギ肉の順で串に刺していきます。
ネギも女房のおちょぼ口に合わせて小さく切ったのですが、こいつはちょいと小さく切りすぎました。あまり小さいと竹串に刺している時にネギのスジに沿って割れちゃいますね。
刺しやすさ、焼きやすさ、そして食べやすさを考えると、ネギは3cmくらいの長さに切るのが良いように思います。この反省は次回に活かすことにしましょう。
鳥皮の仕込み
食べやすい大きさに切った鳥皮も適当に串に刺します。皮は結構固いのと、油で滑るので間違って串を指に刺さないように、慎重に串打ち作業を進める必要があります。
あと昔、焼き鳥英ちゃんというお店で伺ったのですが「七輪で焼くなら、焼き鳥の具材は根元を小さく、先に行くほど大きく付けると良い」そうです。
火の通りの関係ですね。根元がなかなか焼けなくて七輪の真ん中に持ってくと竹串が焼けちゃう。それを避けるための知恵ってことですね。流石です。
知っててもなかなか思い通りに仕込めませんが、気持ちだけ頑張ってみました。
豚バラの仕込み
お店で豚バラブロックが見つからなかったので、スライスされた豚バラを買ってきました。真ん中に一本串ってわけにもいかないので、肉が波打つように竹串を通します。
豚バラは野菜なしで良い派の僕ですが、もし間に挟むなら玉ねぎですね。さらに味変を楽しみたいので、BBQ風にピーマンを刺した串も作ってみました。
結論から言うとどっちも美味しかったです。
エビの仕込み
海鮮焼きがないのも寂しいなあと冷蔵庫を探っていたら剥きエビがありましたので、これも適当に串に刺しました。
「量を食べるよりもいろんな種類を食べたい」そんなお年頃なのです。
ナスの仕込み
ちょっと野菜も欲しいなーと思ってたらナスの切ったやつがあったのでこれも串に刺しました。
多分、このナスは朝のお味噌汁に使ったやつのあまりです。
というわけで、仕込み2皿目の完成でーす。こうやって綺麗に盛っておくと、女房の驚いた顔が楽しみなんですよねー。
さあ、焼き鳥たっちゃん始まるよー
女房が帰ってきましたので、七輪に炭火をおこします。
今日は「焼き鳥たっちゃん」のていなので、帆前掛けをかけて「へい!らっしゃい!お客さんお一人さん?」とか馬鹿夫婦です。
小道具は大事です。良かったら僕の持ってる帆前掛けを見てください。
とまあ、アフィリエイトはともかく
そうこうしているうちに良い感じに火がおきました。だいぶ使い込んでますが、僕の使ってる七輪は「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキュー BBQ用 七輪 炭焼き名人万能水冷式 M-6482」です。
さあ、それじゃ焼いてくよー。
実は一品目は豚バラからだったのですが、豚バラは脂がしたたって結構な勢いで火が上がるために、串をこまめに返していたら写真を取り忘れてしまいました(笑)
なので、想像してください。
焼き立ての豚バラ。塩コショウたっぷり濃い目の味付けで、外はカリッと中はもっちり。肉を噛むごとに甘い脂が溶け出して塩コショウと絡み合い舌にまとわりつく。それをキンキンに冷えたビールで一気に流し込む。
ぷは~っ!
はい!もう美味い。
そして二品目(上の写真)はエビちゃんです。豚肉の旨味を楽しんだ後に箸休め的に海鮮。海老のうまみにネギやピーマンといった野菜のシャキシャキ感で口の中をさっぱりさせます。
三品目はねぎま。今日の本命ですね。ねぎまは塩コショウと塩コショウガーリックの2種類の味で楽しみます。
僕は料理によくニンニクを使うんですが、焼き鳥もガーリックパウダーをちょちょいとかけるとあら不思議!なんでもないねぎまが一味上がります。
ガーリックパウダーは手間いらずなのでお薦めです。焼きの時はあらびきかな。
キャンプに持っていく調味料に忍ばせておくと便利です。
四品目は焼きナスです。ポン酢でいただきます。焼きナスの味はご想像の通り。特に感想もなす。
これも口直しですね。
そして五品目は鳥皮です。鶏モモ肉を買ってきても皮はあまり量が取れませんから女房と僕と仲良く1本ずつ。
前のほうに書きましたが、素人が肉を捌くと皮に身が残ります。でもこの残った肉がもっちりして美味しいんだなあ。
鳥皮は塩のみでいただきました。
ごちそうさまでした。
女房がキッチンから持ってきてくれた串入れが、いっそう焼き鳥屋さんの雰囲気を醸し出してくれました。
いや結構食べましたー。夫婦二人なので、このくらいの量があれば満足です。
後片付けに上記の串たちを燃やしました。
焼き鳥に使った後の串ってのは結構危なくてですね、新聞紙に包んだりして捨てないとごみ袋を破っちゃったり、ゴミ出しの時に気づかずに指を刺したりします。
ごみ収集のおにいちゃんたちの手を傷つけてもいけないし、今日の我が家の環境であれば燃やしてしまうのが一番良いでしょう。
後片付けも終わって
火を十分に消し終わって家に入ると、デザートのイチゴが待っていました。
近所の畑のおばちゃんにもらったらしい。甘酸っぱくて美味しい。
なかなか良い一日でした。まる。