前日、秋穂二島の臼美歩道を歩いた際に兜山古墳を見て、そう言えば山口湾を挟んだ向こう側にも古墳群があったよなあと思い出しました。
久々に行ってみるかと嘉川の大浦古墳群公園を見るついでに、近くの相原山を登り、コース図に薦められるがままに相原山一周コースを歩いてきました。
今日はそんなお話し。
相原山一周コース
大浦古墳群公園は後回しにして、まずは相原山一周コースのお話から。
相原山への入り方
相原山は山口南警察署からきららドームに続く道(県道212号線山口阿知須宇部線)沿いにあります。
もっとも簡単な行き方は相原ICで降りること。
車3台分だけですが、相原山を歩くための専用駐車場があります。
もし駐車場が埋まっていれば、相原ふれあいセンターさんに停めさせてもらうと良いかもしれません。
駐車場に相原山一周コースの看板がありました。
嘉川昭和会さん・嘉川自治連合会さんが立てられたもののようです。
嘉川にはここ相原山以外にもいくつかの周遊コースが設けられていて、こうした看板を見ることが出来ます。
相原山
相原山 上り
相原山って98.7mしかないんです。山頂まであと16分。うはっwww 近い。
昨日の臼美歩道もそうでしたが、やまぐち森林づくり県民税を使って遊歩道を整備するパターンは多いみたいですね。
僕にとっては有益。ありがたいことです。
竹を冬の間に1mくらいの高さで切ってやると、養分や水分を送り続けて、その内に地下茎まで枯れてしまうんです。竹害退治の決定版。
これはもう枯れた後の絵面ですね。
舗装路と別れて山道に入りました。超低山の割にしっかり山な感じが良いですねー。
道の脇の木は広葉樹ですが陽も気持ちよく差し込んできます。
山道に入ったかと思ったらもう尾根が見えてきました(笑)
距離が短いのは良いのですが、ほぼ直登なので意外に足にはきます。
いや僕がへたれなだけですけれども。
相原山 分岐
先ほどの坂を登りきると分岐の看板がありました。
左が山頂5分、右が高見登山口。
うーん、5分で山頂に着くのなら先に高見登山口ってのを見に行こう。
高見登山口方向の階段を登ると少しだけ開けたところがありました。
写真に写ってるのは周防大橋とその左向こうに秋穂二島ですね。
ああ、そういうことか。こっちは高見登山口に降りていく道だったってことね。
そっか、先に山頂に行ってから、こっちから降りればいいのか。
分かった分かった。それじゃ山頂を目指しましょう。
相原山の山頂へ
来た道を戻って分岐から山頂を目指します。
これまでの道中で見なかったような大岩を越えて進みます。
特段、鎖がなくても問題ない登りを越えれば
相原山の山頂に到着です。普通に公園みたいな雰囲気でベンチが3つありました。
笑っちゃうような標高ですが、眺望はなかかな宜しい。
この三角点、なんだか字が下手だなーと思うのは僕だけでしょうか。点も点だし趣に欠けるなあ。
さて、この日は風が強かったので山頂コーヒーは諦め、早々に下ることにしました。
相原山 下り
登りで迷った分岐を越え、高見登山口方向へ降りていきます。
登山口方向との看板だったので下る一方かと思いきや、椹野川を右に見ながら上ったり下ったりの意外に気持ちの良い稜線歩きでした。
途中で左に折れ椹野川から離れます。しばらく歩くと下りの階段に入りました。
なんだかだだっ広いところに出てきましたよ。
階段を降りきってみると大浦処分場と高見の分岐がありました。
処分場に行ってもしようがないので高見へ向かいます。
明神社
人家のあるところまで出てくると、大きなため池が見えました。江崎大堤か。
手前に公民館らしき建物ということは、ここが明神社だね。
帽子を取って一礼。鳥居をくぐります。
正確には二の鳥居ではないのだけど、木がね、木の根っこがね、石段に食い込んでるの。
凄くない?
僕的にはこれを二の鳥居と呼びたい。
二の鳥居に圧倒され、神妙な面持ちとなってお参り。
お参りを終え明神社を出ると正面に石の橋。これは趣があるなあ。今にも壊れそう。恐々渡りました。
その後、江崎大堤を回り川岸に出て最初の駐車場まで戻りましたが写真を撮っていないので割愛します。
今日のルート
一応、今日歩いたルートを載せておきましたが、僕がどうこう言うよりも嘉川昭和会さんの相原山一周コースのページの方が良いかもしれない。
http://k-showakai.com/tanbomap6.html
地元愛。素晴らしい。
大浦古墳群公園
さてさて、前日の秋穂二島、兜山古墳にインスパイヤされてやってきました大浦古墳群公園。ご興味がありましたらお付き合いください。
大浦古墳群公園へは県道212号の浦辺ICで降り市道を道なりに進むとほどなく到着します。
この大浦古墳群公園ってのは、県道212号を通すときに「発掘調査された3地区33基の古墳のうち6基を移設したもの」で生じゃないんだよね。
でもそれはそれで楽しみ方があるの。
よく見ると石の1つ1つに白いペンキで番号が振ってあるんですねー。
こういうのって現地で番号を振って、写真に収めて、持ってきて、写真通りに組みなおしてという作業を行ったに違いありません。
6世紀の暮らしなんかまったく想像できませんが、平成10年頃の作業であれば思いを馳せることが出来ます。
※ ペンキが妙に新しいけど塗りなおしたのかな?
んで、この発掘調査に僕の大学時代の先輩が関わっていましてね
「あいつ古墳ばっかり行ってる」
と当時、同窓界隈で噂になってました(笑)
そんな大浦古墳群公園もある嘉川、なかなか良いです。
近々、御伊勢山(大迫山)登山コースも行ってみたいと思います。
そんじゃまた。