先週、日ノ岳のルートを教えていただいたYさんに会う機会がありまして
Y氏:日ノ岳行った?
立石:行きました行きました。
Y氏:迷わんかった?
立石:ええ。でも木の橋なかったっすよ。
Y氏:そりゃルートが違うわ(笑)
ってな会話がありました。せっかくルートを教えていただいたのに歩いてないってのも失礼な話なので、今週リトライしてきました。
Yさんルートの入り方
また地図を持って行かなかったんですけど、でも大丈夫。今度は宇部市と美祢市の市境を越えること、大浴ため池があるよってのが頭に入ってますもん。
Yさんルートに行ってみよう。
いつもの荒滝山登山口の看板です。これを華麗にスルーします。
前回はここを右折して癒しの里中家の方に進んでしまったのが失敗でした。今回は美祢の看板が出ている左へと進みます。
先ほどの分岐から231号は徐々に高度を上げ、一山越えたあたりで「美祢市」の看板が出てきます。そこが市境。
市境を越えた先、右手に車が入っていけそうな広場が見えます。林業関係の広場にも見えます。半信半疑で進んでみました。
Yさんから「ジムニーなら全然奥まで行けるよ」と言われていたのを思い出しました。道が合ってるのかまだ半信半疑ですが、行けるところまで行ってみましょう。
林道の右に整備されたため池を見つけました。地図にあった大浴ため池に違いありません。よしよし。この道で大丈夫そうだ。
ため池の裏が開けていました。まだ奥へと進めそうですが、林の先が見えないので車はここに置くことに決定。
実はここ二股に分かれてまして写真左にも良い道があるんです。そちらを少し探ってみましたが、竹が倒れてて元旦登山に使ったようには見えません。
なので大浴ため池の堤体を右に見て直進方向(写真の車の方向)に歩いて入っていくことにしました。
日ノ岳登山開始
日ノ岳への道標はありませんが、ところどころにピンクのリボンが見えますので、初めてでも登山道だと判断できる道でした。
綺麗すぎるんです。前週、周回ルートで日ノ岳を登ったときに林道は繋がっていませんでしたから、道が綺麗すぎて逆に合ってんのか不安になるくらい。
Yさんに描いてもらった地図には大浴ため池からかなり奥に進んだところにP印があります。きっとこの広場を指してるのでしょう。
目の前に木の橋も見つけましたし、今回は間違ってないみたい。いよいよ山に入ります。
木の橋には雪が残っていました。滑らないように慎重に渡り、道なりに沢を登っていきます。
この広場からはいくつか道が出ていましてこのルートで唯一迷いそうな場所です。正解は「広場をスルーして沢沿いをそのまま進む」です。
ここだけ分かりづらいので、帰りにリボンを付けようと思ったのですが、ハサミを持ってきてなかったんです。残念。
広場を回り込むように山腹を登っていくと、綺麗な山道がお出迎え。そこを登れば次は林。
林の向こうにピンクのリボンがありまして、降りていく道が見えました。一方、左手にもピンクリボン。
なんだここ?
迷いそうだなと、一歩二歩進んで注意深くあたりを見回すと…
この道標は! 前週の日ノ岳登山で稜線と表わした、あの分岐じゃないっすか!
ってことは、これまでバリエーションルートと信じていたルートは、メジャーな伊佐ルートだったということになります。
オーイ(/・ω・)/
最初の木の橋を渡ってから7分、迷いそうな広場で道を探すのに2分くらい使ったので、実質の行程5分。
そもそも車でかなり高度を上げてるので、斜度もないゆるゆるのお散歩コース。日ノ岳への横入りコース。
それが伊佐ルートでした。
今回の記事は標高280mから340m、Sから●までのお話です。うん。バリエーションルートって一回言ってみたかっただけなんだ。すみません。
伊佐ルートから入ると超近いよ。
日ノ岳・荒滝山周回ルートの逆走はこちら