みんな知らない千本鳥居~正一位音無稲荷神社

みんな知らない千本鳥居~正一位音無稲荷神社

下関の深坂自然の森あたりを徘徊していると巨大な赤い鳥居に出くわします。前から気になっていたので正一位音無稲荷神社様に行ってみました。

道沿いにある大鳥居
道沿いにある大鳥居

深坂自然の森を越えてぶつかる大きな道を右に左にうろちょろしていると真っ赤な大鳥居があります。

前から気になっていたのですが、今回、車を停めてみると奥に二つ目の鳥居が見えました。

これは行くしかないな。

第2の鳥居の先は狭い農道
第2の鳥居の先は狭い農道

音無公民館に車を置いて歩こうかと思ったのですが、近所の方に伺うと第二の鳥居から先も車が入れるそうです。ホントかよー。これ軽でも厳しいんじゃないのかい?

立派な駐車場がありました
立派な駐車場がありました

めっちゃ不安にさせる農道を越え坂道を折り返すとびっくりな広さの駐車場がありました。
こちらが音無稲荷神社さんです。

音無稲荷神社の由来
音無稲荷神社の由来

音無稲荷神社は文亀2年(1502年)の創建。京都伏見稲荷の流れをうけた商売繁盛・家内安全の神社として由緒ある稲荷神社。日清・日露・太平洋戦争を通じて地元に戦死者がなかったことから、霊験あらたかと音無地区の方の信仰の対象となっているそうです。

正一位音無稲荷神社拝殿
正一位音無稲荷神社拝殿

音無稲荷神社様は正一位ということなので、京都伏見の流れは間違いありません。

正一位というのは第一級の位でして、本来、神社の分祀の際には勧請元の神階は引き継がれない決まりなのですが、後鳥羽天皇が伏見に行幸された際に「稲荷は神階継いでも良いよー」と大盤振る舞いしてしまったんですね。なので小さな稲荷に正一位とあれば京都伏見の流れとみて間違いないんです。

綺麗なお稲荷さんだなあ
綺麗なお稲荷さんだなあ

それにしても綺麗なお稲荷さんです。拝殿も手水舎も新しいし、少し離れたところにはコンクリのトイレまであるんですもの。あの細い農道の奥にこんな綺麗な神社があるなんて想像もつきませんでした。清掃も行き届いていて地元の方の信心が厚いことがうかがえます。

手水舎の向こうに千本鳥居が見えますね。

音無稲荷神社の千本鳥居
音無稲荷神社の千本鳥居

こちらが本殿へとつながる千本鳥居です。山口県で千本鳥居と言えば元乃隅稲荷と福徳稲荷が有名ですが、こちら音無稲荷神社様もなかなかのもの。

旧所・名所において千本とか八百万(やおよろず)という単位は「すごくたくさん」の意味なので「ここの鳥居は千本も無いでしょ!」なんて無粋なことを言わないようにお願いします。
あっちもこっちも千本なんてないから。数えてみて。

さあ、登っちゃおう。

百度石
百度石

千本鳥居を登った先に百度石がありました。お百度参りのあれです。こちらの百度石もわりと新しい造りですね。

このお百度石から振り返ると音無稲荷神社様の本殿が見えます。

音無稲荷神社本殿
音無稲荷神社本殿

百度参りは無理ですが、頭を下げ手を合わせて商売繁盛と家内安全をお願いしておきました。
これで良いことあるといいな。

休憩所?
休憩所?

本殿の横のガラス戸を開けてみると休憩所がありました。今朝もどなたかが参られたのでしょうか広間にはお香の香りが立ち込めていました。毎朝どなたかがお参りにまいられるのでしょうね。
きっと愛されている場所なんだと思います。

千本鳥居を下ります
千本鳥居を下ります

深閑とした千本鳥居。こちらをくぐるのは複数人で行かれた方が心強いかもしれません。
僕もいつ美人のお狐様が現れるのかとドキドキしましたもの🦊

音無稲荷神社(一の鳥居から本殿まで)
音無稲荷神社(一の鳥居から本殿まで)

音無稲荷神社本殿手前の百度石から天狗坊山・首かたげ山と回る下関トレイルがあると聞きました。
一人だと怖いので誰か連れてってください。

記事をBardに要約してもらいました

これ要約なのかな?

下関市内日にある正一位音無稲荷神社は、深坂自然の森の中にひっそりと佇む神社です。創建は1502年、京都の伏見稲荷大社を勧請したといわれています。

鳥居をくぐると、130段ほどの階段が続いています。階段の両脇には、大小さまざまな鳥居が並びます。この鳥居は、1970年代に地元の氏子たちが奉納したもので、千本鳥居とも呼ばれています。

階段を登りきると、本殿が見えてきます。本殿は小さな社殿ですが、その周囲には豊かな自然が広がっています。

この神社は、商売繁盛や家内安全の神様として信仰されています。また、恋愛成就のご利益があるとも伝えられています。

深坂自然の森を散策しながら、ぜひ訪れてみてください。

要約

  • 下関市内日にある正一位音無稲荷神社は、深坂自然の森の中にひっそりと佇む神社。
  • 創建は1502年、京都の伏見稲荷大社を勧請。
  • 鳥居をくぐると、130段ほどの階段が続く。
  • 階段の両脇には、千本鳥居と呼ばれる大小さまざまな鳥居が並ぶ。
  • 本殿は小さな社殿だが、周囲には豊かな自然が広がる。
  • 商売繁盛や家内安全、恋愛成就のご利益があるとも伝えられる。

感想

  • 巨大な赤い鳥居や千本鳥居が印象的。
  • 自然と調和した本殿のたたずまいが心地よい。
  • 自然と神社が融合した、魅力的な場所。

この記事は、下関市の正一位音無稲荷神社を紹介したものです。記事では、神社の歴史や見どころ、感想などを詳しく紹介しています。感想では、巨大な赤い鳥居や千本鳥居の印象深さを語っています。また、自然と調和した本殿のたたずまいを心地よいと感じたそうです。

この記事を読むと、正一位音無稲荷神社の魅力を十分に理解することができます。興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。

URLを与えた際のBardの要約 2023/10/03

僕の書いてない情報まで書き加えられてて怖いよ。

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